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西陣織の帯をつくる職人の織り技術が、熱中症のリスクを検知する「hamon band」に辿り着いた話。

おお、これは面白い。
ミツフジさん、リストバンドで熱中症のリスクを検知できる製品なんて開発されてたんですね。

数年前にスポーツマーケティングアジェンダでお話しをお聞きしてから、面白い会社だなぁと思ってたんですが、服の形がベースだったので、当面はトップアスリート向けなのかなぁとか勝手に想像してたんですよね。

それがリストバンドで熱中症対策ができるのであれば、B2Bの作業現場でも導入しやすいですし、将来的なC向けの製品かも見えてきますよね。
1万円で命が守れるなら、企業からすると安いですよね。

そのうち、Apple Watchとかにミツフジの技術が導入されるのも夢じゃないかもとか思っちゃったり。

ご存じない方に補足しておくと、このミツフジという会社は、もともと西陣織の帯を作る会社だったのが、90年代に日本の伝統的な織り技術とアメリカの銀メッキ技術を融合し、高導電性繊維を開発。

現在の社長の三寺歩さんが、「布のIoTセンサー」の会社に舵を切ったというスゴイ面白い会社です。

こういうタイプの技術の価値をシフトできる社長が日本の伝統技術の現場に増えれば、同じような面白い技術や商品が増えるんだろうなとシミジミ感じてしまいました。
スゴイです。


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