アメリカのオリンピック選手の一部は、インフルエンサーとしての収入が生活の柱になってるらしい
これは興味深いニュースですね。
アメリカのオリンピック選手の中には、すでにスポーツそのものよりも、インフルエンサーとしてのタイアップ収入の方が軸になってる選手が複数存在するようです。
記事ではパラリンピック選手と女子走り幅跳び選手の夫婦YouTuberの事例が紹介されています。
「2人とも陸上が大好きだけど、陸上だけやってても自分たちが望む生活は送れないことは分かっていた。ぶっちゃけ(コンテンツ作成で)すべてが変わった」というコメントがなかなか生々しいですよね。
確かに、スポーツ選手の収入って、サッカーとかバスケとか野球とか、プロスポーツリーグがあるスポーツを別にすれば、競技によってはかなり低いといいますし、スポーツ選手ならではの動画ってフォロワーを増やすのと相性が良いイメージもあるので、組み合わせとしては良い気がしますね。
例えばラグビーアメリカの代表選手のイロナさんは東京オリンピックで選手村の様子を紹介してTikTokで110万フォロワーを抱えるほどになったとか。
特に東京オリンピックは、選手しか撮れない場所がたくさんあったので、余計に有利だったと言えるのかもしれません。
特にアメリカは広告単価も高いので「TikTokやYouTubeでクリエイタープログラムに登録したアカウントの場合、人気が出れば閲覧件数だけで毎月6000ドルはゆうに稼げる」ということのようです。
一方で日本の場合には、競技団体によっては選手がSNSのビジネスで収益をあげるのを嫌がるところもありそうなのが気になるところ。
もちろん、日本にもTikTokの成功事例といえば、ハンドボールのレミたんの成功事例がありますからね。
オリンピックで得られる知名度を、いかにその競技全体の認知に広げるかとか選手の引退後に役立つようにSNSのフォロワーなどに反映するかというのは、実際にはJOC自体が組織として支援しても良い話な気がします。
なお、今日の雑談部屋「ミライカフェ」は13時開始です。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。