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スタバのJIMOTOフラペチーノは、素材からじゃなくてテーマを先に決めてたらしい

めっちゃ良い話だった。

ご当地ものって、ついテンプレ的になりがちですけど、スタバのフラペチーノは、コンセプトからつくってたんですねぇ。
面白いです。

確かに最初にパッとJIMOTOフラペチーノのラインアップを見たときに、結構「この県ならこの特産品じゃないの?」的な反応が多かったんですよね。

でも、今回の記事を読んでなるほど納得。
「コンセプトは『地元』であって、『ご当地』ではない」んですよね。

そのため、あえて先にテーマを決めて、テーマを元に「各地の店舗のパートナーから商品のアイデアを募集」という完全ボトムアップなアプローチ。

もともとJIMOTO企画は、地元の産業を取り入れた商品を地元の店舗のみで販売する「JIMOTO made Series」とか、地元の木材を職人の手仕事で仕上げた机を地域の店舗に設置する「JIMOTO table」などフラペチーノ以前からいろいろとやっていたことも大きいようです。

47個のメニュー開発だけでも大変だなと容易に想像できるんですが。
あえて地元のパートナーを巻き込むことで開発し、だからこそ企画も地域の自主性が出てくるというのは、さすがスタバですよね。

昔スターバックスの社員研修の仕組みについて講演で聴いたことがあるんですが、スタバのカップのメッセージとか、実は「推奨はするけど強要はするな」と経営陣はハッキリ言っているんだという話を聞いてびっくりした記憶があります。

単純に47個の商品を作って売るのが目的ではなく、「地域のパートナーと地域の住民のつながりを深めるきっかけをつくる」というミッション&バリューズに基づいた活動というのがスゴイです。

もはやスターバックスは、いわゆる外資系コーヒーチェーンではなく、日本の文化や風景と密接に絡み始めているんだなと感じる逸話でした。

特設サイトがすでに無くなってしまったのが、ちょっと残念ではあるのですが、今後のスタバのJIMOTO企画がますます楽しみになりました。

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スタバ「47 JIMOTO フラペチーノ」成功の要因は“ご当地”にしない:日経クロストレンド(この記事は2021年10月21日 0:02まで無料で読めます) https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00523/00003/?gift=2w%252FV3FfJhVV3%252B%252B%252BsAuDEeDz8Cs3NSVCceNePA0K1yFA%253D&n_cid=nbpnxr_gift


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