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劇団ノーミーツの門外不出モラトリアムが、とにかく素晴らしかったので、是非見て欲しい。

いやー、凄かった。
ホント素晴らしかったです。

リモートだけで演劇を作るというZoom演劇の代表劇団の一つ、劇団ノーミーツ。
たまたま、カメ止めのリモート大作戦の延長で知って、Yahooに記事を書いたのが、Zoom演劇を知ったきっかけだったんですが。

今回の、劇団ノーミーツによるリアルタイム講演は、Zoom演劇の一つの集大成とも言える完成度だったように思います。
(さとなおラボの知り合いが出演しているので、余計に感情が入っているのは否定しませんが、それを差し引いても凄いです)

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ネタバレになるので、細かい話は書きませんが。
ストーリーや、演者さんたちの演技はもちろん。
早着替えや背景のセット変更、Zoom背景や画面切り替え、画像加工をフルで組み合わせた見事な2時間半でした。

また、開演後の学長役の方による動画画面拡大やチャット操作の練習の指導とか、休憩時間の間の埋め方とか、普通のオンラインイベントにも参考になる要素が満載。

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冒頭で、「本講演は収録された映像作品ではなく、キャストが生で演じるリモート演劇作品です。」と提示されるんですが。

この文字を読んでなかったら、絶対生とは思えないぐらい、舞台転換とか縁者の方々の早着替えとか小物の気遣いが素晴らしく、全く違和感なく楽しめて、本当に衝撃的でした。

あまりにスムーズなので、逆に生感を出すためにコメント拾ったり、コメントを呼びかけるシーンがあっても良かったかもと思ってしまうレベル。

チケットは2500円と、一見オンライン配信では高く見える値段設定に思えるかもしれませんが、私自身、演劇とか普段だったら見に行かないタイプの人間なのに、めちゃめちゃ満足です。

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しかも、観覧中に画面キャプチャOK。
コメントで応援しながらの観覧もできますので、ある意味、私みたいな出不精の人間にとっては、本物の演劇を観に行くよりもお得感を感じるぐらいです。

生公演ですからね。
新しい演劇の歴史が動きはじめてるのを目撃している感があります。


※5月30日追記
まだ明日5月31日に18時に再公演が決まったそうなので、エンタメ好きな人は絶対観た方がいいと思います。
(個人的にはコメント欄表示しながら見るのがオススメです)


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