PSYCHIC FEVERの海外での人気の広がり方に、一つの世界展開の正解がありそう
この記事は非常に興味深かったです。
別の記事でもフランスのJapan Expoで最も盛り上がっていたのがPSYCHIC FEVERのライブだったというくだりがあって、小室哲哉さんじゃないんだ、と驚いてたんですが。
この記事ではPSYCHIC FEVERがいかに東南アジアでの人気を元に世界にファンを増やしているかが書かれていて非常に興味深かったです。
元々タイを拠点に活動していた彼らの躍進のきっかけは「Just Like Dat」というラッパーのJP THE WAVYさんとのコラボ曲なんだとか。
この曲がタイだけでなく、マレーシアやシンガポール、フィリピンなどでもチャート上位に入った結果、世界のファンに見つかったということのようです。
TikTokでも1億8000万再生行くなど話題になった結果、THE FIRST TAKEにも出演する流れになっていたそうです。
日テレの深夜枠で冠番組もやってたんですね。
ただ、今回がフランスに来るのは初めてで、それで既にそれだけ熱狂的なファンがいるというところが、最も注目すべき点だと思います。
実際会場の盛り上がり凄いですし、ファンカムもたくさんあがってます。
(最後のJust Like Datのところの観客がみんな歌ってる感じが凄いです。)
タイから来た人もいるみたいですが、フランスで初めてのパフォーマンスなのにこれだけファンがいるというのが興味深いところ。
ポイントの一つは、やはり積極的なSNS活用のようです。
メンバーのこの発言が印象的です。
やっぱり日本を中心に活動してしまうと、どうしても日本のメディア露出が優先で、日本語以外でのSNS発信とか二の次になりがちだったりすると思うんですよね。
権利問題もあって、日本のテレビでしか見れないパフォーマンスも増えてしまいますし。
一方PSYCHIC FEVERのYouTubeチャンネルには、様々な番組やライブでのパフォーマンス動画がガンガンあがっているのが印象的。
PSYCHIC FEVERはタイを拠点にしつつも、SNSを通じて世界のファンを常に意識した活動をしてきたからこそ、フランスにも並行してファンが増えるという現象が起きていたんではないかと思います。
XGが活動の初期に日本の音楽番組には一切出ずに海外ツアー中心に活動した結果、世界中にファンがいる状態になっているのと似ているなと思いました。
Travis Japanも日本での活動を1回捨てて、アメリカ留学したからこそ、ワールドオブダンスとか、アメリカズ・ゴット・タレントとか日本にいたままでは得られないチャンスをものにして現在の成功に辿り着いた印象がありますが。
やはり世界で活躍したいなら、とにもかくにも日本を飛び出して海外で活動するというのが一つの正解というか、王道パターンになるのかなというのを改めて感じる逸話でした。
ということで、今日の雑談部屋「ミライカフェ」では、この辺の雑談も皆さんとできればと思います。
タイミングが合う方は是非ご参加下さい。