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noteの裏側に入ってみて3ヶ月経ったので、今の感想と状況をまとめてみる

いやー、3ヶ月ってあっという間ですよね。
7月にnoteプロデューサーとしてピースオブケイクで働き出してから、はやくも3ヶ月が経ってしまいました。

いや、ビビりますよね。
もう3ヶ月ですよ。
なんか気温はまだ暑いから全然まだ夏のつもりだったんですけど。

もう10月ですからね。
秋ですよ秋。

働き始める前には、3ヶ月あれば、あんなことやこんなこともやれるかな、とか勝手に思ってたんですよ。

なにしろ、先輩達の3ヶ月のアウトプットが凄いんで。
水野さんとか。

北上さんとか。

森本さんのこの記事なんか2ヶ月の報告ですからね。

もちろん、私はアジャイルメディア・ネットワークのアンバサダー活動との掛け持ちでの3ヶ月なので、比較する時点で失礼なわけですが。

結論からいうと、この3ヶ月で、私、たいしてピースオブケイクの業務には貢献できておりません。
こんなこと書くと、もう来月にはクビになってしまってるんじゃないかと心配されてしまいそうですが(汗)

やっぱり時短社員だと、他のスタッフの方々の仕事を引き取ろうにも引き取れないんですよね。
いざという時にいないし。

ホント、時短社員としてどうピースオブケイクやnoteに貢献していけば良いのかは、試行錯誤が続いているのが正直なところ。
いや、すいません、言い訳です。


でも、そういう恥や後悔も含めて、振り返られないことには今後のカイゼンもできないので、現時点の素直な感想と振り返りをまとめておきたいとおもいます。

■とにかくスピード感が凄い

ちょうど、2日にnoteが2000万MAU突破したというリリースがされたので、伝わりやすいと思いますが、とにかく直近のnoteは成長っぷりがすごいです。

なにしろ、8ヶ月で倍増ですからね。
私がnoteを使い始めた1年前からすると、3倍ぐらいになってるわけです。

これは当然素晴らしいことなんですが。
社内の業務の面でいうと、スタッフの人数やキャパが増えるペースよりも速いペースでサービスが拡大していることを意味します。

クリエイターの人数も増えるし、提携のプロジェクトも増えれば、相談が入ってくる数も増えます。
この3ヶ月だけでも、入ったばかりには想像もしてなかったような新しい話がいくつも動き始めていたりします。

時短社員の立場からすると、キャッチアップするだけでも一杯一杯です。
深津さんも書いてましたが、この状況により発生する難問をどう乗り越えていくかが、来年以降、超重要になってくるのは間違いありません。



■とにかく想像以上にフラット

また、ピースオブケイクの組織構造は、想像していたよりも、想像以上にとにかくフラット。

基本的に各メンバーが自発的にやるべきことを見つけて取り組んでいる感じで、私みたいなのんびりしている人間がボーッとしていると、仕事が来ません。

加藤さんや深津さん、今さんとかのマネジメントの人は、当然マネジメント側なんだけど、その下のメンバーはみんな横一線でフラットな感じ。

GUILDのメンバーとか、クリエイターの方々とか、アルバイトの方々も、プロジェクトによっては社員同様にミーティングとかイベントに参加されてますし。

あー、本当にフラットな組織ってこういうことなのね、って今更ながらにしみじみしてます。

もちろん、現在急速に人も増えているので、このアメーバ組織なフラットな良い面を維持しつつ、いかに大人の会社になっていくかというのは大事なテーマだと思います。


■とにかくマジでクリエイターファースト

ピースオブケイクに入ってみて最も感動したのはこのポイント。

社長の加藤さんが編集者出身だからというのも大きいんだと思いますが。
とにかく、本当にクリエイターファーストを実践している会社です。

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ピースオブケイクのバリューの一番最初に「クリエイター視点で考えよう」って書いてあるんですけど。
これ、マジです。

クリエイターの人たちを直接サポートするnoteディレクターの人たちはもちろん、デザイナーやエンジニアの人たちも、とにかくクリエイターファーストが徹底されてて、ちょっと正直ビックリしました。

この川井田さんと松下さんのインタビュー記事なんか、象徴的です。

まだ実際の現場は見てないんですが、普段は温厚そうな加藤さんも、クリエイターに迷惑をかけるような行為を発見すると、カミナリを落とすという噂。(いつ、自分がその落雷を受けるのか、実は正直ちょっぴり怖かったり(苦笑))

ほんと、外から見てると分からなかったんですが、ピースオブケイクの社内では、noteのクリエイターの人たちが楽しく創作を続けられるように、どうnoteという街をどう楽しくし、どう「治安維持」をしていくかとかも真剣に議論されてます。
応援メッセージや、スキ率をどう高めるかというポジティブな話から、罵倒コメントをどうするかとか、悪質な情報商材をどう排除するかまで。

当然、noteクリエイターといっても様々な人がいるわけで、シンプルな正解が1つ存在する議論ではないわけですが。
中に入って、この議論をし続けていること自体がとても大事だということを再認識させられました。

今のところ、私が時短社員でたいして貢献できてなくても、追い出されずに済んでいるのは、私のことも微妙にまだクリエイター扱いしてもらえてるからだろうなぁと思ったりします(汗)


■この3ヶ月で少し形になってきたこと

と、まぁ、ちょっとそんな自虐ネタや言い訳ばかり書いていても仕方が無いので、直近で私が取り組んでいることもご紹介しておきます。

まずはわかりやすいところでいうと、イベントホールの利用ルールの整理

昨年外苑前駅の新オフィスに移転した際に、ピースオブケイクでは100人ぐらい入るイベントホールを作ってまして、noteクリエイターやユーザーの方々が、オンラインだけでなく、オフラインでもつながれる場所を作ってます。

実は、私自身も入社前からメディアミートアップで2回も使わせて頂いたんですが。

私みたいにピースオブケイクに知り合いがいる人じゃないと、そもそもここが使えるというのを知らないケースが多かったり、気がついたらイベントの予定が2ヶ月後まで埋まっていて、肝心なnoteユーザーのためのイベントでホールが使えなくなっていたり、という状況が出てきたようなので、一旦ルールを整理させてもらいました。

このルールの関係で逆に利用をお断りすることになるケースも増えちゃうと思いますが、ご容赦頂けますと幸いです。


また、その関連で取り組んでいるのが、イベントホールのイベントのライブ中継とアーカイブ化。

これが実現できたのは、以前からライブ中継を模索してた玉置さんと、8月から入社された室さんのおかげなんですが。
これまでは、せっかくイベントホールで開催している濃いイベントの数々が関東近郊の100名ぐらいしか参加できなかったので。

ライブ中継とアーカイブ化によって、幅広い方に見てもらえるような環境を作れるような模索をしています。

今後は、noteクリエイターや社外の方にイベントホールをお貸し出しする場合にも、基本的にこのライブ中継とアーカイブ配信をnoteユーザーのためのコンテンツと使わせて頂くことを条件にさせていただく予定です。


さらに、今後はピースオブケイクのイベントホールでのイベントだけでなく、noteユーザーの方々が自発的に企画されている勉強会やイベントを、もう少しピースオブケイクとしてもオフィシャルにサポートできる仕組みも作れたらな、と模索している次第です。

その模索として実施した8月のイベントにも、さまざまなnoteイベントを企画されている方々に登壇頂いたんですが。
やっぱり、リアルのイベントって、noteみたいなオンラインのサービスにとっても、というかオンラインのサービスだからこそ、すごい重要な存在だと思うんですよね。

とはいえ、自分自身もまだどういうイベントがnoteらしいイベントで、noteユーザーの方々に意味があるのか暗中模索だったりするのが正直なところなので。
まずは「noteのつづけ方」というイベントを自分で企画して模索をしている次第です。



noteの場合、最大のnoteのユーザーイベントは、実はピースオブケイク自身が企画しているものではなく、ユーザーの方々が自主的に企画している「note酒場」であるというのが、個人的にも、とても感動しているポイントでして。

ファンやアンバサダーを重視するアプローチとして、アンバサダープログラムを長く模索してきた人間としても、学ぶところが本当にたくさんある日々を過ごしております。


ということで、なんで土曜日の深夜にこんな記事を慌てて書いているのか、分かる方には分かっていただけたと思いますが。

明日10月6日の第2回note酒場に、私も申し込ませて頂いてます。
前日の参加表明になってしまいましたが、note酒場に参加される皆さん、なにとぞお手柔らかによろしくお願いします。


あらためまして、あまりまだ機能してないナンチャッテnoteプロデューサーの私ですが、noteユーザーの皆さん、引き続き何卒よろしくお願いします。


なお、ヘッダーの画像は、先日実施していただいたLinkedInのインタビュー記事の画像を拝借してます。
こちらのインタビュー記事では、私がnoteに無理矢理参加させてもらった背景を細かくインタビューしていただいてますので、ご興味のある方はこちらも是非どうぞ。


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