見出し画像

劇団四季と文藝春秋の歴史から、エンタメやコンテンツが確立する際のリーダーの存在を考えさせられる

知らなかったなぁ.


劇団四季ができるまで、日本においてミュージカルって、エンタメの選択肢として確立されてなかったんですねぇ。

「日本の演劇といえば、役者さんが酒場などでアルバイトして、稼いだオカネで練習し、友人たちに切符を買ってもらって成り立つというビジネス」から、「「キャッツ』の大成功で得た利益を、全部『オペラ座の怪人』に投資して、役者がバイトをする世界から役者に月給を払う会社へと様変わりさせていた」というくだりは、全く知らなかったので、とても印象的でした。


noteで加藤さんが、初期の文藝春秋がいかに物書きにとって重要なイノベーションだったかという話を良くするんですが。
その文藝春秋にたいして「リーダーである文芸春秋が冒険しないと、業界全体がダメになります」と問題提起していたというくだりには、非常に考えさせられます。

やはり文芸にしても演劇にしても、新しいエンタメやコンテンツが産業として確立する過程には、文藝春秋とか、劇団四季のような、業界を先導して冒険するリーダーが必要なんだなぁとシミジミする記事でした。

今のネット業界にそうしたプレイヤーが多数求められてるのは間違いないですね。



ここまで記事を読んでいただき、ありがとうございます。 このブログはブレストのための公開メモみたいなものですが、何かの参考になりましたら、是非ツイッター等でシェアしていただければ幸いです。