見出し画像

夢をかなえたいニンゲン

水野敬也さんの人気シリーズである

「夢をかなえるゾウ4」を読んで感じたこと。


それは、


ガネーシャと死神の課題を実行する人は、

いったい何人くらいいるのだろう?ということ。


それは、自分も含めて。


1冊の本を2日という時間で読了できるほど作品に引き込まれ、

僕の中では物凄いスピード感で読み進めることができました。


机にはメモ帳とペンを用意して

メモを取りながら、心に残った言葉や自分の感情などを

書き込んでいくと、読書がとても楽しくなり

僕の中では早く読了することができたのかもしれません。


さて、今自分のメモを振り返りながら

こうしてnoteを書き綴っていますが

「自分、メモの取り方下っ手やなぁ。。。」

とガネーシャにツッコまれそうなくらい乱雑でした。


今回の「夢をかなえるゾウ4」を読んで、

そして自分のメモを見て感じたことは、

先にも書きましたが「どのくらいの人が行動に移すのか?」ということ。


そして、自分のメモの中には

「行動ベースで何ができるのか?」

「今から、明日から取り組めることはなんなのか?」

ということが記されておらず、感動したことがほとんどでした。


行動にこそ価値がある。


ということは、頭では分かっているつもりでも、なかなか実行に移せない人が多くいると思います。

「自分、いい感じにくすぶってんなぁ。。。」

そんな風にガネーシャの声が聞こえてきそうです。


この本の中では、「死」が1つのテーマとして取り上げられています。

「終わりを意識するということ。」で、今の自分に必要な行動に気づくことができるということです。


世界のベストセラーでもある「7つの習慣」の中で

第二の習慣として「終わりを考えてから始める」という項目でも取り上げられている人生の本質を改めて感じました。


しかし、なかなか難しいことです。


当時、高校2年生の頃に、東日本大震災を地元・福島県で経験しました。

怖い思いをしたのは間違いないですし、将来を案じました。

たくさんの人が犠牲になり、悲しみに暮れ、たくさん涙を流した記憶もあります。

父ともなかなか連絡が取れませんでした。海沿いの地区を回るドライバーだったので、もしかしたら津波に。。。ということも考えました。

姉は仙台で一人暮らし。回線が混雑して、電話もメールも繋がらない状況で、数日連絡が取れずに、まさか。。。と最悪のことも考えてしまいまいた。


そういった体験をして、「死」を連想させる出来事を自分の身近で経験してきたにも関わらずに、いつの間にか、どこか遠い記憶となって封じ込められてしまっています。


なかなか「終わり」を想像することは簡単なことではありません。


僕は、「夢の手放し方」の方が心に響きました。

「もし、世界が終わるとしたら幸運だったこと、楽しかったことを思い出す。悲しいことではなく、人生に意味を与えてくれた喜びのすべてを。」

オードリー・ヘップバーンが残した言葉として、紹介されていました。


今ある日常の中に喜びを見出していくこと。

特別なことをするのではなく、日常が特別になるような世界の見方をすること。


人生の目的は、幸せになること。

夢を叶えるのは、その為の手段であることを知る。


幸せには、色んな側面があります。

十人十色だと思いますし、色んな幸せのカタチがないとおかしい。


この本を読んで、改めてボクにとっての幸せとは一体なんなのかを考えるきっかけになりました。


仕事、私生活、友人や恋人との人間関係、夢のこと、お金のこと。

「自分、メモ帳買っといてよかったなぁ。。。」

ガネーシャの声が聞こえてきます。


最後に

先日、転職の面談をした時に、1つ下の女の子とお話した内容を思い出しました。

ボク「どういった人が活躍されておりますか?」

彼女「素直な人は、やはり活躍している印象があります。」

続けて、彼女はこう言いました。

「素直っていうのは、まずやってみる精神がある人のことです。あ、でも自分自身の軸や芯をしっかりと持っていることは前提です。その中でも柔軟にものごとを捉え、行動できる人は強いと思います。自分の軸や芯を持ちつつ、柔軟に対応できるしなやかな人ですね。」

ボク「しなやか。。。とてもしっくりくる表現です!」


価値観が変化するこは悪いことではなく、行動した経験に基づく根拠のある成長だと思いました。

今の僕が多面的に幸せを考えた時に出てくる答えは、今の僕にとってのベストです。

今後、自分自身がしなやかに成長していくことで、変化していけることを楽しみに今日のnoteを終わります。


つづく。

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?