千葉雄大のジレンマ

自分の言動が人を傷つけまいか、めちゃくちゃ気にしてしまう。
気にしすぎて、思ったことの大体は口に出さず内に秘めて、すぐに忘れる。

ぼくはストレートだ。
たぶん、95％くらい。
もしかしたらこれから変わるのかもしれない。
けど今のところ、概ねそちら寄りだと思う。

でもテレビを見てて、千葉雄大って超かわいいなとか全然思うのだ。
で、思うからには誰かと共感しあいたい。

「別に口に出す必要ないだろ、 黙って思ってろよ」

といつものようにナナメの自分には言われてしまうのだけれど、普通に「あの女優がきれい」とか、「あのアイドルかわいいよね」とかと同じように「千葉雄大がかわいい」とただ言いたい自分もいるのだ。

こういうのは口に出すべきじゃないのだろうか？
ストレートのぼくがこれを口に出すと、女性目線も持ってるよアピールに思われるだろうか？
あるいはバイセクシャルやゲイセクシャルの人をバカにしているようなニュアンスに聞こえるだろうか？
それとも本当にぼくは無意識にバカにしてしまっているのだろうか？

・ ・ ・ ・ ・

「千葉雄大がかわいい」を言いたいがためだけに、こんなことをぐるぐる考えている。我ながらコスパの悪い脳ミソだ。

以前のnoteで、ナナメの自分の意見も受け入れたうえでそれを越えていきたいみたいなことを書いたばかりだけれど、こういう部分ではそうもいかないような気もする。

LGBTやSOGIに限らず、障害や病気とかセンシティブな問題はどこに転がっているか分からない。

難しい。

たぶんぼくには、こういうことを深く考えるための材料となる知識が圧倒的に足りない。
でも、その知識をどうやって手に入れればいいのかもよく分からない。
断片的な知識だけを仕入れて分かったような気になるのも恐ろしい