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床屋が刈るスポーツ刈り!綺麗な面は、まさに芸術的でした。

こんにちは、浜松市天竜区佐久間町の オールディーズが大好きな理容師の 乗本和男 です。

僕が修行という名の就職を床屋にしている時には、角刈りやスポーツ刈りができないと一人前ではないくらいのことを言われました。そしてそのスポーツ刈りが、メンズヘアーの基礎になるヘアースタイルなんだと、教えてもらって来たんですよね。


それから時代もどんどん変わり、男性の美容師が増えてくると、男性の感性によるヘアースタイルを、美容師が作るようになっていったんです。男性のヘアースタイルは、床屋が全て流行りというものを作って来たのですが、それを取られてしまった感じです。


技術も大切ですが、感性ってすごく大事で、美容師の方はそれに長けているなって思います。僕は若い頃からビシッとしたヘアースタイル、綺麗な刈り上げを作り上げる練習をして来ました。それが男性のお客さんが求めるヘアースタイルとずっと考えていました。

でも時代と共に新しい技術や女性らしいヘアースタイルが流行り出すと、角張ったヘアースタイル自体が少なくなって来たんですよね。、丸く女性らしいヘアースタイルが今の男性に気に入ってもらえるんです。

今でも高校生で何人かは、スポーツ刈りをするお客さんがいます。先日、職業体験で、浜松の理美容学校に行った時に、そこの先生にスポーツ刈りの技術を誉められた後「どこで髪の毛をカットして来た」と聞かれ、地元 浦川のヘヤーサロン ノリモト さんと教えたら、なるほどね。と感心していたみたいなんです。きっと美容学校の先生だとはいってました。



数少ないスポーツ刈りのお客さんですが、やはり高校生だから、ヘアースタイルを少し変えてみようかというのですが、このスポーツがりが1番にしっくりくるんでしょう。

ある意味、あまり他の人はやっていないヘアースタイルですからね。そう考えると、逆に今の時代には、とても新鮮にスポーツがりが若者に移っているかもしれません。

菅原文太、松方弘樹、梅宮辰夫・・・など、角刈りのカッコいい、スーパースターはいっぱいいたなって思い出しました。


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