カップヌードルミュージアム見学
友人とカップヌードルミュージアムへ見学に行って来ました。
カップヌードルミュージアムは横浜のみなとみらい駅近くにあり、予約は必要なくいつでも大丈夫な施設(定休火曜日)で、入場料500円がかかります。
カップヌードルは日清食品の製品です。
日清食品、日清製粉、日清オイリオと同じ名前の食品系の3社ですが、グループ会社とかではなく、逆に全く関係はないそうです。
日清食品は創業者安藤百福の「日々清らかに豊かな味をつくる」と言う言葉が社名の由来だそうです。
行く前は企業博物館的な施設なのだろうと思っていました。
企業博物館とは自社の歴史や商品などを紹介する場所で、ほとんどの場合その会社の敷地内にあります。また外部の人でも入れる事が多いです。
実際に着くと、建物でかっ、人が滅茶苦茶多い。平日の昼間にも関わらず、外国人観光客や子供が非常に多かったです。外国人観光客は分かりますが「学校どうしたんだ?」と突っ込みたくなる程親に連れられた子供が多かったです。
カップヌードルミュージアムは5階建ての建物で2F~4Fまでが見学できるようになっています。
2Fに上がると、展示物的には企業博物館と言った内容です。会社の成り立ちや商品開発の苦労話、今までの商品などが展示されています。この商品が壁一面どころではなく、部屋の壁3面全てに展示されているのは圧巻です。
これだけの数を開発しても残っていく商品ってほんのわずかですから厳しい世界です。
シアターもあり、そこでもチキンラーメンの開発から始まる会社の歴史を紹介していました。外国人にはちゃんと音声ガイドを用意してある辺りはしっかりとしています。
それにしても創業者の安藤百福がチキンラーメンを開発したのが48歳、カップヌードルを開発したのが61歳、宇宙食のラーメンを開発したのが95歳です。しかも48歳の時点では事業が失敗して無一文状態からの開発だったことを考えると、完全に化け物です。
3Fではカップヌードル、チキンラーメン(要予約)を作る体験コーナーです。
私たちはカップヌードル作りをしました。まず無地のカップを買い、カップの無地の部分にマジックで自由に書くことができます。その後カップをあずけると、麺にカップをかぶせる、具材の投入、蓋付け、パッケージと工場の流れと同じ仕組みでどのように出来上がるのかを見る事が出来ます。
工場と言うよりはデパートのライブキッチンと言った感じです。ちなみにカップヌードルの味付けや入れる具材4種類は自分で選ぶことができます。私は謎肉、卵、海老、カニと欲望むき出しのラインナップです(笑)
この体験コーナーが大盛況です。受付で13時からと言われましたが、その時間指定の意味はあるのかと聞きたくなるレベルです。平日の昼間にも関わらず写真のような状態でした。
ここでも外国人に分かるように説明用のパネルがちゃんと用意してありました。
1つ不満だったのは、ミュージアムの入口で体験料300円を払い、さらに空のカップヌードルのカップを買わせるのに300円を払うのはちょっとズルいと思いました。それならば最初にまとめて払った方が良かったです。
4Fはカップヌードルの生産の流れをアスレチックで体験できる子供用のコーナーとフードコートです。アスレチックではかなりの数の子供たちがいました。
フードコートは8ヵ国の特徴的な麺料理が食べられます。量もハーフサイズがあるのでちょっと試しに食べる分には良い量でした。
最後に1Fのお土産コーナーに寄りましたが、食品よりもグッズがかなり多かったです。
チキンラーメンのひよ子ちゃんグッズがかなり多かったです。値段もそれなりにしていましたので、いい商売しています。
全部で1時間半ほど時間がかかりましたが、体感的にはもっと短く感じました。
企業博物館と言うよりもアミューズメントパークと言った感じで十分に楽しめる施設でした。
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