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映画『プラトーン』の感想&コーチング視点での気づき ~情動記憶が無意識の判断と行動を決めている~

昨日NHK BSプレミアムで放送された映画『プラトーン』を観ました。

何のための戦争なんだろう・・・


おはようございます。
とこま(tokoma)と申します。

ライフ・コーチである僕とこま(tokoma)が、映画『プラトーン』からのコーチング視点での気づきを書かせていただきます。


この映画からの気づきは

情動記憶が無意識の判断と行動に影響している

ということです。


お話しはこんな内容です。

クリス・テイラーがベトナムにやって来たのは1967年。大学を中退してまでベトナムに志願したのは、次々と徴兵されてゆく彼と同年代の若者たちのほとんどが、少数民族や貧しい者たちだった事に対する義憤からであった。だが、いきなり最前線の戦闘小隊に配属されたテイラーにとって、戦争の現実は彼の想像をはるかに超えた過酷なものだった・・・。

(「allcinema」より一部引用 https://www.allcinema.net/cinema/20373)


情動記憶とは、怖かったこと、辛かったこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、などの感情を伴った記憶のことです。

特に強い感情を伴った情動記憶は、自らの判断や行動に大きな影響与えます。

ある現象が起きたときに、どんな情動記憶を持っているかで、私たちの判断や行動は変わってしまいます。

あなたが、無意識に、習慣的に、自動的に判断したり、行動したりしていることは何ですか?
 
その判断や行動は、あなたのゴールにとってポジティブなものですか、それともネガティブなものですか?

もし変えたい判断や行動があるのであれば、それに影響している情動記憶を変える必要があります。

その記憶に目をそらさずに、自分の内面を深掘りしてみましょう。



映画のなかで描かれている兵士の異常な判断や行動は、戦場で経験した情動記憶が影響しているのだと思います。

戦争という極限の状況のなかですので、相当強い感情を伴った情動記憶が蓄積されているであろうことは容易に想像ができます。

たとえ戦争が終わっても、その強い情動記憶の影響で精神を病んでしまう人がいるのも納得です。


攻撃を仕掛けている側も、受けている側も、その周辺も、その人たちの未来も、誰も何もハッピーになっていない戦争って何のためにしているのだろう・・・と考えさせられます。

今をなお同じよう悲劇がある、定期的に起きている悲劇がある、という事実を見過ごすわけにはいかない、という気持ちを強くします。

目を覆いたくなるよう映像もありますが、戦争の残虐性、異常性、悲劇、無意味さ などなど描いた名画だと改めて感じたしだいです。



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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