ゾンビ映画ランキング後半

それではランキング後半に参ります。

6位　ワールド・ウォーZ

ブラピ主演のゾンビ映画。この映画のゾンビは28シリーズに匹敵するくらい走るし、感染は噛まれてから11秒くらいだし、ウォールマリアを越えられるしと、スペックだけならゾンビ界最強格。しかし病気の人間には目もくれないという特性があり、そのおかげで最終的に人類が打ち勝った稀有なゾンビ映画。ウイルスなので繁殖が第一目的で病で弱った人間には興味を示さないというのが論理的で説得力がある。あと声優が異常に豪華。

以下、画像の添付がダルいのでもうやらない。

7位　釜山行き
　　邦題は「新感染ファイナルエクスプレス」だがクソダセェので原題で。
韓国ゾンビ映画の金字塔と化した映画。新幹線っていう密室の中で徐々に徐々に感染者が増えていくあの恐怖がたまんねぇのよ。しかもこの映画のゾンビは基本目視っていうのが少し珍しいタイプなので、トンネル入って真っ暗闇の車両の中荷物棚を匍匐前進して音を立てないように慎重に慎重に進むシーンとかマジでクワイエット・プレイスよりクワイエット・プレイスしとるわ。一番好きなシーンはどっかの駅で降りて軍隊が保護してくれると思ったらすでに全員ゾンビ化してましたのシーン。みんな急いで階段やエスカレーターを逆走して逃げ惑うんだけど、足がもつれたり恐怖ですくんで上手く登れなかったりと、夢の中で何かから逃げるときのアレそのものって感じがして想像に易い恐怖感。
ちなみに続編もあるが、世界線が共通してるだけで一作目のキャラは一切出てこない上にMADMAXのような荒廃した世界でイカれた人間と戦うって側面の方が強いからゾンビ映画としては微妙。いや、普通に映画として微妙。ストーリーもヘボ。やっぱり満足な武器もなく逃げるのが唯一の選択肢って状況じゃないとゾンビ映画は締まらんと思うの。

8位　#生きている
　ネトフリ限定の韓国ゾンビ映画。釜山行きに引き続き入賞おめでとう韓国。ゾンビの挙動などはいつもの韓国ゾンビって感じで骨をパキパキ鳴らしながらの全力疾走。基本的にロケーションは団地のような集合住宅。比較的馴染み深いロケーション(謎の荒野や荒廃した街と比べ)なのでより没入感が楽しめる。アパートの廊下のあの狭い通路で大量のゾンビに追いかけられるという想像しやすい恐怖がハラハラドキドキ度を極限まで高めてくれる!
部屋での篭城生活が６割くらいを占めているが全く飽きることなく観ることが出来る。この映画を見るとインスタントラーメンを食べたくなりますよ。　
これも全項目高得点のオールラウンダーという感じ。

9位　ゾンビパークへようこそ！
　ゾンビコメディ。コメディに全振りしたバカな映画かと思いきや意外と人間関係の描写がしっかりしていて見終わった後に満足感が残る。怖いとこはほぼ無いのでみんな見てほしい。キャラへの愛着が湧く。

10位　哭悲
　28シリーズをゾンビとするならばこの映画もゾンビであろう。正確にはウイルスで超凶暴化した人間。つまり脳みそ自体は普通に動くので適当なバリケードは普通に解体されるしガラスも物でぶち割ってくる。バタリアンも確か普通に会話もできるくらい頭使えるゾンビらしいけど多分こっちのが厄介。
この映画の一番の見どころはやはり超濃厚なスプラッター描写だと思う。えっ、ちょっ…それ映す…うわ…っが終始続く。例えば小さい丸鋸みたいなの口に突っ込んでズッタズタにしたり、死なない程度に金属バットで殴り続けたり、高音の油にドボンさせたり…よくもまぁこんな作品世に出せたな(テリファーには劣る)
グロさに極振りしてるのでストーリーに関しては死ぬほど薄い。主人公の名前すら覚えていない。ただひたすらにグロを追求した作品。

ここからはランク外となったゾンビ映画を紹介していく

バイオシリーズ
→1 2 4 以外はゴミ。
1 はシンプルに怖い。2000年代初頭のあの画質っつーの？雰囲気っつーの？あれがもう本当に怖くて初めて観た当時小学校低学年の僕は半トラウマになり、家の鍵を間髪入れずに施錠するようになった。ゾンビが入ってくるので。
2はジルの完成度高すぎる。完成度が高すぎるあまり監督の配偶者が演じるアリスの人気が薄まったため、降板。○ね！冒頭の市街地で警察や機動隊が為すすべなくゾンビの波にのまれていくシーンとか、そういうパニックの初動パートがワシは大好物なんや。
4は空気感が好き。プラーガゾンビが地下道を掘って刑務所内部に侵入してくるの怖すぎるんだよ。これは鍵を閉めても対策不可能なので小生ワイ絶望。　
3は普通におもんなさすぎて嫌い。何も怖く無い上にストーリーも意味からん。原作無視の繋ぎ映画かな。強いて良い点を挙げるなら狙撃手のおっちゃんがカッコいいってくらい。ゾンビに噛まれたら潔くゾンビを道連れに自殺するの漢気ありすぎんだろ。
5はバリーを無碍に扱ったので嫌い。レオンもブス。ただバイオ4の要素が多いのでその点は評価できる。
6はうんちの極み。巨大換気扇アタックしか記憶にない。ローラとかあんなにアピールしてたのにほぼ喋らずあっさり噛まれて死亡。カットされちゃったのかな?可哀想。

ショーンオブザデッド
→ゾンビコメディと言えばコレっていう人も多いかもしれない。確かに面白かったという印象だけは覚えていて、肝心の内容を全然覚えてない。音割れハリーポッターみたいな奴がバラバラに解体されるシーンだけかろうじて覚えている。また観たいけど配信サービスが貧弱。

アーミーオブザ・デッド
→ゾンビ…？　ゾンビには違いないけどゾンビと認めたくはない。アイアムレジェンドのゾンビに近いかな? とにかくゾンビかと言われると頷き難い。
この映画はドーンオブザデッドと監督が同じらしいが才能が枯れたご様子。怖くもなければストーリーも面白くない。魅力の無い登場人物全員死亡する訳わからん映画。「そか。」としか言えない。

カーゴ
→テンポがウンコにも程がある。ストーリーも細かいことをグチグチと小さい声で語るだけで本当に見る価値なし。時間の無駄。ゾンビモノで狂った人間相手にするのは構わんけどせめてゾンビの怖さを描いてからにしようや。この映画のゾンビのビジュアルもう忘れたぞ。

飢えた侵略者
→キューブリックの『セル』に憧れてそう(笑)
群像劇？っていうのかな？色んなキャラの視点に切り替わって少しづつ交わる感じだが、大した展開はない。しかし要所要所でおお怖ッとなるシーンがあるのでカーゴよりは全然観れる。全体的に見ると、怖いというよりも不気味が近いかな。テンポは案の定悪い、がこの作風でテンポ良かったらつまんなかったかも。ハマる人はハマると思う。

レイプゾンビ
→このゾンビ映画は出来損ないだ。観てられないよ。心の中の山岡士郎が真顔でそう言ってしまうほどのウンチ。YouTubeに載ってるような中学生がエアガン使って撮影したゾンビ映画風動画の方がよほど出来が良い。しかし続編が出てるんだよなこのシリーズ。バカなクソオスが脳死で観てるに違いない👩🏼
　そんなカスすぎるこの映画の一番のツッコミどころはゾンビメイクを顔にしかせず首から下ただの人間なやつがいたこと。もうやる気ないだろと。むしろこれをゾンビ映画、として認識するのは作者の意図に反するのかもしれないと思いはじめた。

死霊のえじき
→リメイク版を視聴。うーん、つまらんw 何もいうことない。ただただつまらん。粘着ストーカー野郎がゾンビになっても己の限界を超えてストーカーしてくる恋物語。よく覚えてないが結構人間サイドの奴らに無能すぎてイライラすることがあった記憶があるのでそういうの苦手な人はやめといた方が良いかもしれない。

ロンドン・ゾンビ紀行
→主人公のじいちゃんが強すぎる映画。なぜ一つの街が壊滅したのか到底わからんレベルの雑魚ゾンビが出てくる。この世界にWDのダリルとかが行ったら2時間足らずで制圧しそう。

高慢と偏見とゾンビ
→つまらない。

ナイトオブザリビングデッド
→面白いけど… ね。昨今のゾンビ映画になれてるとこんなもんかってなる。極限状態の人間の醜さの方がスポット当たってるのかも。ゾンビが怖くないんだよな本当に。弱すぎる。なぜあの人数が犠牲になったのか不明。実際一夜でハンター集団に制圧されてたしな。

アイアムレジェンド
→ゾンビではないがおもしろい。犬が死ぬシーンは涙なしには観られない。ティッシュのご準備をお忘れなく。

Zアイランド
→品川のゾンビ映画。日本ゾンビ映画ならtop3に入るんじゃないかな。つまらんの多すぎて。　俳優が豪華かつ、展開がそこそこワクワクする。日本の離島でゾンビウイルスが蔓延してしまいましたってことでのどかな田舎の風景にゾンビが溢れてるギャップがいい。農家ババアゾンビとか怖い(なお一撃で退場)。湘南乃風演技上手いのなんなん。

デッドライジング
→おもんねー。デッドライジング要素は武器作るところくらい。デッドライジング名乗るならモールかなんかに行ってもろて。

デッドドントダイ
→あんま覚えてないけどそこまで大した映画ではない。無駄に俳優は豪華。日本刀を使うクソ強解剖女医がいた記憶だけはある。


ゾンビクエスト
→コメディゾンビ映画の一つ。観たのがおそらく7年は前なのでストーリーは覚えちゃいないがキャラが魅力的だったのは覚えている。面白黒人は生き残るので安心してみて欲しい。

デッド7
→Zネーションの開発陣が送るゾンビ版荒野の七人およびマグニフィセント7。しかしZネーションより明らかに金がかかっておらず全体的にちゃちい。ストーリーも…なかなかに酷い。Zネーションで見た展開ばっかりっていうか…普通にそこまで面白くない。

以上でゾンビ映画ランキングを終える。
ロメロ作品、もっと観たほうがいいかな。