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『ざつ』 お気楽TRPG日記49。「深淵第二版」運命カードとか、TRPGライツその後とか、アナログゲームマガジンとか、ブルーロックとか。

概要:還暦間際のTRPGデザイナー、朱鷺田祐介(ときた・ゆうすけ)が適当なことを『ざつ』に書くエッセイ。だいたい、TRPG関連の思い出とか雑談とか、シナリオ作成やGMの裏話。今週もちょっと真面目な権利関係の話から。でも、結局『ざつ』ですよ。

「深淵第二版」運命カード

 以前より「深淵」の運命カードをオンラインセッションツールに組み込みたいのでデータが欲しい的な話があり、この機会に聞いてみたらKADOKAWAの担当さんもうんと言ってくれましたので、第二版の運命カードのデータを公開します。製作時のホルダーから持ってきたので、2004年のEXCELデータです。詳しくは私の本家ブログ「黒い森の祠」のここを参照。

 これはある意味、先週のTRPGライツの関係で過去作品の権利を確認していたら、思い出しました。これを使うとどんなゲームも「深淵」になるので、ぜひお試しください。なんか『ざつ』だな。

 「深淵」はもともと、私の個人創作でありますが、ネットのみなさんのおかげで誕生した部分があり、初版の運命カードもNiftyのTRPGフォーラムで公開していました。そこは恩返しでもあります。

 あ、第三版は作業中です。頑張ります。

TRPGライツ追加

 以前、KADOKAWAから出ていた朱鷺田関連の以下の作品も、TRPGのライツの二次創作管理製品名リストに加わりましたことをご報告いたします。

 ブルーローズ
 ブルーローズ・ネクサス
 上海退魔行~新撰組異聞~
 霊障都市捜査ファイル 罪の街(シンシティ) 新宿
 深淵 第二版

 これらはTRPGタイトルごとに管理されますので、「霊障都市捜査ファイル」のサプリメント「怨の街京都」は新紀元社刊行ですが、同タイトルに含むと考えていただければ幸いです。

 この辺、版元在庫切れ(まあ、絶版に近いが)なので、いまさらでもありますが、過去作を愛してくださる方も多いので、二次創作の同人誌とか作ってもいいんやで。という『ざつ』な話です。逆に、問い合わせが多かったりすると、電子書籍化とかいう話が浮かび上がるかもしれません。いや、どうかな? 

アナログゲームマガジン


 ボードゲームやマーダーミステリーでお世話になっている秋山真琴さんの主催するオンラインマガジン「アナログゲームマガジン」に参加することになりました。月額有料のウェブマガジンですが、参加者みんな割と好き勝手なアナログゲームの記事を書いていて、面白そうなので、参加いたします。

 まずは、アナログゲームとの付き合いのお話で、主に、古いゲームの思い出を書こうかと思っています。初回は「寄り道アナログゲームの旅0:始まりの場所を確認しよう。Back to Basic.」で、TRPGに出会った頃、ハマったソロアドベンチャー「Barbarian Prince」の話をしています。割と気まぐれに思い出した作品を紹介していく予定。

 秋山さんからは、TRPGの歴史とか言われていますが、面倒くさいので、あまりみんなが遊ばないようなTRPGの思い出とかするかしれません。とりあえず、MÖRK BORGか??

 そういえば、ばんゆう君から「粋なゲーマー養成講座」の令和版という意見がありましたが、ちょっと悩む部分です。個人的には、あれはあれで十分に役目を果たしたような気がするし、マンガ図書館Zで無料で読めるし、マナーやトラブルシューティングはゲームごとに細分化される部分もあるんですよね。最近の国産TRPGをちゃんと遊んでいないしなあ。

青い監獄

 ……「ブルーロック」というサッカー漫画にハマりました。

 日本のW杯優勝を目標に300人の高校生ストライカーを監禁し、エゴイズム、技術、メンタル、身体を強化、たった1人のスーパーストライカーを生み出すサッカー版蠱毒という実験。超面白い。そして、絵のパワーが。

 特に、二次選抜での小チーム戦で相手のエースを奪うのが最高

 キャラの濃さに加え、小チーム対戦で勝ったら相手のエースを奪っていくというやり方が、キャラを組み合わせてドラマを盛り上げる「手法」につながり、まさに、テニプリ、ブリーチなどの成功にサンプリングしたものだが、それがまた夢なのであるよ。

 そして、最新刊まで来た。選抜戦の展開が実にショッキングで、素晴らしい。そして、劇的な最終局面(?)が進行中。積み上げてきた、キャスティングが生きる。今、ここでアニメ化というのはよい仕掛け。



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