keiichi matsukawa
Can't hold one

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keiichi matsukawa

さて俺は何故このマンションの周囲を旋回しているのか?
旋回している様にみえるだけでこのマンションの事は全て知りつくしているってな訳で、
旋回ってのはちょっとした俺の見せ方の一部でしかないってな訳で、
「ってな訳で」が多いのも俺は全ての運動が可能な存在だからだ。
まあ想像不可能な矛盾の塊の様な物体とでも解釈してくれ。
我々の世界には矛盾というものが存在しない、
なのでそちらの世界では強引な当てつけで解釈される事もあるだろうね。
これから話すことはこの「マンションの一室の物語」ってやつだ、
物語と言っても未来やら過去やらに行ける俺にとっては瞬間でしかないけどこの瞬間ってやつをビヨーーンと引き伸ばして物語にしたってな訳だ。
しかも建物全室が同時に分かるってな訳で、、まあ「立体世界」では想像がつかないだろうけどね、
おっと俺が「三次元世界」って言わないのは諸君がこちらに近づいているからなんだけどね。
「俺は一つであって全体である」なので数というものもあなた達の世界とは違う、
しかしあなた達が虚数を発見したのは大いなる進歩とも言えるかな。
何?言葉使いが丁寧になってきたかな、これは私が他の物質に転移してきたからです。
マンション内におられる方々も俺と同じ様に壁なんてなんのその、
スルリと通り抜けて私のところに来たりするわけでして、
そして俺もマンション内に入って暮らすこともできる訳であります。
そうです、我々はあらゆる頑丈な分厚い壁も簡単に瞬時に通り抜けることができるのです。
ではこのマンションは何の意味があるのでしょうか?
拡大して皆さんの肉眼とやらで見れるようにした波形とでも申し上げるしかありませんねえ、
ところで分厚い頑丈な壁とは実は私からは「諸君の世界」の事でもあるのです。
えっ、「マンション一室の物語」って?それはきっと以前の私の状態が言った事であって今は全く忘れてるのです。
失礼、、、

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