【音霧雑記】プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2 1話感想「何も知らなくても楽しめる1話でヤバいですね!」

 アニメ開幕。様々な1話産声あげるこの季節、一番楽しみに待っていたのがプリコネのアニメ! 「このすば」が好きなら問答無用で好きになれるノリ満載の満点作品。だがabemaTVに阻まれ、配信独占……。いや、確かに自社の持っている放送機関だからこれで正解なんだけども、サブスク結構結んでいる私にはこれ以上は無理なので、ニコニコに上がるまではお預けの状況でした。ようやく見れてうれしかったのでその感想へと参ります。

モブキャラ続投

 アニメ版プリコネといえば、クオリティの高い主役級のキャラも大事ですがモブキャラの充実っぷりも凄い。普通のアニメならモブキャラも美少女で固めたりするかもしれんところですし、何なら本編キャラだけでも手一杯になろうものですが、本作は「モブを結構出す+美形でもない男キャラが大半を占める」という稀有な現象が起こっています。ヤバいですね!

 台詞はなかったけど酒場のおっちゃんもいたし、いつもは兄貴と一緒の弟分もいたしで開幕から期待値が高い。ギャグで振り切る場合、このモブキャアがいると「割を食う場面」に配置しやすい使い勝手の良さもありそう。というかモブ男が普通にリトリリのお三方と喋っている場面見て、画面外では騎士君とはまた違った交流がたくさんあったりするんだろうなと言うキャラクターに命を感じたりする場面もあるので個人的に好き。

 あとモブと言っていいのかは知らんけど、狼も出るんかいw

異常な作画がヤバいですね!

 鬼滅の刃の作画には今期アニメは耐えられないのでは……という杞憂がぶっ飛ぶほどよく動く。キャルちゃんのコロコロ変わる表情は目まぐるしくて可愛いし、破綻する場面を探すのが徒労に感じるほど全体的に予算に余裕のあるつくりになっているのが伺えます。

「集団+滅茶苦茶動く」なんて膨大な作画枚数を贅沢に使う場面があるんですが、まさかの雑魚敵。何かしら節約のために「実際は数体だけ描きこんであとはコピペ、ランダムにずらして動かしている」でないと説明付かんほど動く。というかまず雑魚にそれだけの動きを出させる時点で予算めっちゃ貰っているでしょうな。

 食べてしまった肉に関しては「……本当に食べてしまったのか?」と頭に浮かんだので核を握って緑のエレア退治に向かいます。

大満足の1話になっている

「美食を求めて遭難して全滅しそうになったらイケオジに助けられて」という今回は、これまでのプリコネのストーリーやキャラクターのバックボーンなどを全く知らない状況でも楽しめる出来になっています。リトリリの3人も「固有名詞」を殆ど用いない会話、文字テロップによるキャラ紹介もなしで、頭をカラにして楽しめる配慮が凄い。

 特徴のある4人の冒険も笑いが大半を占めていて、おじいさんにまつわるエピソードは本編にかすりもしない完全オリジナル(なんかメー〇ェみたいな乗り物出たけど多分気のせい)。後味もスッキリ終わる上で、冒頭のやり取りがキッチリオチに繋がる展開は見事。最高の調味料は何か? すごく納得のいく開幕です。

 もしもまだ見てない人は見て欲しいし、前期13話も併せて見て欲しいものでした。

 以上、雑記閉幕。読了ありがとうございました。

サポート1人を1億回繰り返せば音霧カナタは仕事を辞めて日本温泉巡りの旅に行こうかなとか考えてるそうです。そういう奴なので1億人に到達するまではサポート1人増える度に死に物狂いで頑張ります。