喫茶店のマスター
全回の続き 高円寺の薄暗い扉。 そこの扉を開けると、そこには僕の夢がありました。 中に入ると、クラシック曲が流れる薄暗い店内。オイルランプに古い絵画、ビロード、ベルベット調の椅子に土間のような床。 天井は経年劣化で何とも言えない味が出た反響板。『いらっしゃいませ』っと身形、言葉使い、全てにおいて美しい高貴な70代のマダムに、お水を持ってきて頂き、自然と背筋がピンと正され、僕はとても緊張しました。 今まで経験した事のない雰囲気と感覚。 間違いなく、ここは『時』が違う。 扉を
名曲喫茶 時の回廊で年4回発刊する 冊子「珈琲とともに」 その中で、店主の青春放浪記を執筆して4年程. 僕が夢探しに出て、夢を叶なえ、気付けば 来年、お店が10年目になります. 不器用な僕でも夢は叶えられた. 珈琲とともに、良かったら読んで下さい. ※「珈琲とともに」1号より 今から約10年前、大都会の東京に、なにか自分がやりたいことが見つかるのではないかと感じ、周りの反対を押し切り、会社員を辞め、夢探しに上京しました。 古いお店や古い物が好きな僕は、昔ながらの喫茶
今から17年程前、22歳の時に会社員を辞め、変な自信をもって夢探しで上京しました。 ある駅の商店街の外れに、薄暗い扉。 開けると、そこには僕の夢がありました。 お店を始めて、皆様のおかげで来年の4月29日で10年目になります。辺暇な場所にありますが、お客様も年々増えてきて頂き、嬉しいです。 これまでの事、今のコト、コーヒーの事など これからお店を始める方や、エッセイ感覚で読んで頂ける方が楽しんで頂けたらと思います。 応援、フォロー宜しくお願い致します。