見出し画像

ファッション写真のためのキャプチャーワンの使い方

M1macとCapture One21を実践投入してしばらく経つが、マッチングと使い勝手がとてもよくて作業効率も上がっている。

キャプチャーワンを使用する場面としては、スタジオでテザー撮影をする場合がほとんどで、カタログ機能もついてはいるものの正直ライトルームの使い勝手はそちらに劣るので、もっぱらテザー専用ソフトになっている。

C1はインプットから、確認、編集、アウトプットまでの一連の流れを元にデザインされているせいか、特にファッション撮影のワークフローでは他のテザーソフトウェア(ローカル版のライトルームやブリッジやキャノンDPP)よりも遥かに優位になる。

ウェブでの掲出が完パケである仕事が多くなっているため、テザーソフトあるいはそこから繋ぐとしてもフォトショップ上で完成データを作る必要がある最近の現場においては、ほぼ完成までキャプチャーワンで追い込める。

レタッチャーが入らない場合、フォトグラファー自身がトーニングを行う必要があるので、色と露出の見方を誤ると写真のクオリティ低下に繋がる。

今回はその中で意外と忘れられがちな設定と、ツールの見方をおさらいしてみる。

ここから先は

1,304字 / 4画像
この記事のみ ¥ 500

いつも応援してくださる皆様に田中常丸は支えられています.本当にありがとうございます.