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ライトルームCCの使える機能

少し前に、ライトルームのiOS版にプリセット解析機能がつきました。

これはアドビAIが自動で画像を解析し、その写真に合ったプリセットを自動で提示してくれるというものです。

ライトルーム以外の写真編集ソフトにも、今では様々なプリセットが用意されています。

おそらくこれもすべてインスタグラムのフィルター機能の流行によるものでしょう。先行してインスタグラムのフィルターが流行り、アップルの写真ソフトもフィルター機能を充実させてきました。

プロ用の写真編集ソフト、例えばキャプチャーワンやライトルームに入っているプリセットの問題は、多すぎて何を使えばよいかわからないというものです。

これは写真を撮る技術よりも、見るリテラシーという違った能力が求められるせいです。プロのレタッチャーが存在するように、本来、写真を撮ることと、編集することは別れた技能でした。

フィルターがプロの間でも一般化してきた理由は、上記したインスタグラム等のプラットフォームの影響がひとつ。もう一つは、制作現場の予算削減や効率化によるワンオペ(レタッチャーやディレクターを入れずに、カメラマンが撮って納品まで全てを兼ねること)の推進が要因だと思います。

新たなアップデートがある度に、僕もとりあえず使ってみます。

今回のフィルター自動解析は期待以上に使えるものが多い印象です。

それもそのはず、全てのプリセットには作者がいて、アドビがライトルームの中で集めた世界中の編集データをもとにしているからです。

自動解析による「おすすめ」に出てくるフィルターの右上の丸ポチ3つを押すと、そのプリセットの基本を作った作者が出てきます。そのままフォロ−したり、SNSとシームレスにつながるような仕組みになっているのです。

何回か解析させると、出てくるおすすめプリセットの内容や順序が変わることにも気づきました。まるでそのような、何度も操作していることさえも解析されているのではないかと笑

もうひとつよく使う機能がこちらです。

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