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仕事に必要な最低限の撮影機材について

こんにちは、ときまるです。

今回は、フォトグラファーとして独立する際に、揃えておく必要がある機材について考えてみます。

フォトグラファーを目指している方や、アシスタントの方々と話している時にたまにこのような話が出てきます。

最初に言っておくと、撮影内容やスタイルは人それぞれですので「絶対これ!」というような万人に通用するものはありません。

しかし僕の経験から、何があれば困らないのか。何があれば仕事を受け、フォトグラファーとして活動を続けることができるのかを書いてみます。ひとつの参考にして頂ければ幸いです。


フォトグラファーとして独立する時

フォトグラファーとして独立するタイミングは人により様々です。

しかし何もないところから機材を揃えて突然、さあ独立しよう。という人は少ないと思います。

多くの人が、組織や師匠の元である程度経験を積んでから、然るべきタイミングをみて独立しています。そしてその期間にある程度の機材を揃えています。

僕の場合は5年ほど前に、所属していた写真事務所を辞めたタイミングで独立しました。独立と言っても最初から写真の仕事があるわけでもなく、バイトのようなことをしてしばらくは食いつないでいましたのでいわゆるただのフリーターです。その時持っていた機材はフルサイズの一眼レフ(キャノン5Dm2)とシグマの50mmレンズ一本だけでした。

その後少しずつ仕事ができるようになってから、徐々に必要な機材を買い足していきました。

ロールプレイングゲームで、少しずつレベルを上げて、良い装備を買うような。フォトグラファーという職業にはそんな感覚があります。僕たちは幼い頃、プレステの中でやっていたことを、大人になって人生というリアルゲームでただ繰り返しているだけなのかもしれません。おっと、話が逸れそうなので戻します。

ここで言えるのは、独立して最初から全てを持っておく必要は無いということです。

もちろん、最初からある程度の機材を揃えておくことは、仕事を進める上でとても有利になりますので、金銭的余裕がある人はどんどん買って持っておいて良いと思います。

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