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iPhoneでの動画撮影試験

朝から久々にヨガと瞑想をして走りにいった。割と早い時間でも既に30度を超えていて辛い。この夏の時期になると公園などに出没する裸のおじさんたちが気になる。一体なんのためにこの暑い中、体を焼いているのだろうか。サングラスと海水パンツのようなものだけ着用しているので見た感じとても怪しい。もう少し歳をとれば体を焼く理由がわかって僕もそうなるのかと思うと少し怖い。

新しいiPhoneで撮影した動画を軽く編集してみた。これまでよりも設定のバリエーションが増えているので、本番投入するにはもう少し試験が必要だ。

4Kでフレームレート24fpsが使えるのは嬉しい。Apple ProRes形式を使えば10-bitでHDRファイルを生成できる。しかし、1分動画を撮影するだけでHDで1.7ギガ、4Kだと6ギガにもなるので使用状況は制限される。iPhoneを一時的な入力と保存用と捉えて、プロジェクトが終了したら全て動画を消すというワークフローにすれば、外部ストレージ等の接続なしにハンドリングが可能かもしれないとも思う。

他に気づいたのは、初期設定だとHEVCコーデックのHDRで保存されるので、動画編集ソフト(今回はFinal Cut Pro)に取り込むとめちゃめちゃな階調で表示される。これを処理するには自らカラーコントロールでグレーディングを行うか、エフェクトでHDRツールを当てる必要がある

。撮影とポストプロダクションの気軽さこそがiPhoneで動画を撮影するメリットだと捉えるなら、HDRを切っておくことも手かもしれない。

設定>カメラ設定>レコードビデオ>HDRビデオ>OFFに。

しかしこれだと、せっかくの10-bitダイナミックレンジの恩恵を受けられない。iPhoneの手軽さを取るのか、映像のクオリティを取るのか。そのバランスを計り兼ねている。

プロの現場でのiPhone使用が加速している。

もちろん、レッドやアレクサやソニー、ブラックマジックといった業務用カメラに、サンサーサイズ的に敵わない。

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