見出し画像

私、なんでも知ってるんだからっ!

私、菅原咲月といいますっ!

今日から高校生になるんです。

実は、私の幼馴染の〇〇も同じ高校なんですっ!

幼稚園からずっと同じ学校で、一番一緒に時間を過ごしてるんですけど、〇〇、多分私の事好きだと思うんですよね。

なぜなら、中学の途中から私と話す時、俯くことが増えたし、顔が赤くなってたから。
可愛いですよね?私の事好きですよね?

それでは、本編へどうぞ!


咲:〇〇!
〇:あ、咲月。
咲:同じ高校とはね。笑
〇:そうだね笑
咲:うん。これからもよろしく!


〇:こちらこそ、よろしくね。
咲:(あれ、前とは違う、、、。)

〇:小川〇〇です。よろしくお願いします。
ク:あの人かっこよくない?
ク:うん。かっこいい!
咲:( ・̆⤙・̆ )ムゥ...

咲:菅原咲月です!よろしくお願いします!
ク:あの子可愛い!
ク:笑顔めちゃくちゃいいなぁ。
咲:〇〇〜(๑•̀ᴗ- )~♡*.
〇:( •᎑•  )( ◜▿◝ )
ク:小川君と知り合いなの?
ク:美男美女だからなぁ、、、。
咲:(恥ずかしかってない、、、。)

ク:小川君!
〇:なに?
ク:連絡先欲しいなぁ。
〇:もちろん!はい。
ク:ありがとう///
〇:いえいえ。
咲:( ・̆⤙・̆ )ムゥ...

咲:〇〇〜
〇:ん?
咲:一緒にごは、、、
ク:小川君!
〇:なに?
ク:一緒にご飯食べよ?
〇:僕と?
ク:うん///
〇:いいよ。食べよっか。
ク:やった///
〇:咲月も一緒に食べる?
咲:え、あ、、、いいや。
咲:行ってきなよ。


〇:うん。じゃあ。
咲:うん。(なによ。〇〇のくせに。)


キーンコーンカーンコーン
〇:よし、帰ろうかな。
ク:〇〇!また明日な!
〇:うん。また明日。
ク:小川君!また明日ね!
〇:うん。また明日。
咲:〇〇、、、。
〇:ん?咲月か。どうしたの?
咲:一緒に帰ろ。


〇:いいけど。
咲:今日〇〇の家に泊まるから。
〇:え、また?
咲:だめ?
〇:いや別に、いいけど。
咲:そうと決まれば、帰ろ。
〇:うん。
咲:〇〇変わったね。
〇:そう?
咲:前は女子と話すのに顔赤くなってたのに。
〇:まぁ、思春期だったからね。
咲:そっか。
〇:お昼、なんか用があったの?
咲:え?
〇:なんか呼んでたじゃん?
咲:ああ、一緒にご飯食べてあげようかなって思っただけ。
〇:あげようかなって笑
咲:〇〇、友達出来ないだろうなって思ってたらみんなと直ぐに仲良くなってるし。
〇:みんな優しくて話しかけてくれたからね。
咲:なら良かったよ。
〇:でも、咲月がせっかく呼んでくれたのにごめんね?
咲:い、いいよ。気にしないで。
〇:そう?ならいいけど。
咲:今日〇〇の両親さ、家に居ないんだよね?
〇:なんで知ってるの?
咲:私が〇〇と二人でお泊まりしたいって言ったから。
〇:それが理由?
〇:なんか朝急に『今日は帰らないからご飯とかは自分達でよろしく!』って言われて、なんで『自分達』なんだ?って思ってたんだよね。
咲:そっか。じゃあ、食材買って帰ろ?
〇:うん。


〇:よし、カレーにするんだけど、咲月作れる?
咲:え、いや、、、


〇:だよね笑、一緒に作ろう?
咲:うん!

咲:〇〇!
〇:なに?
咲:じゃがいもが切れないよ!
〇:ああ、えっとね。
ピタッ
咲:ふぇ///
〇:こっちから教えたら早いでしょ。
咲:う、うゆ///
トントン
〇:はい、こんな感じ。
咲:ありがとう。
〇:僕が野菜切るから咲月はお肉切ってくれる?
咲:いいよ、私がやるよ。
〇:咲月が怪我するの嫌だから僕がやるよ。
咲:ありがとう///
咲:(なに、イケメン発言しちゃってさ///)

〇:よし、完成したね。
咲:うん。いい匂い!
〇:食べよっか。
咲:うん!
〇:いただきます。
咲:いただきます!
〇:おいしそう。
咲:ω・๑)ジィー
〇:なに?笑
咲:あーんして?


咲:(これでどうだ!)
〇:いいよ、はい、あーん。
咲:あ、あーん。美味しい!
〇:良かったね。
咲:〇〇もあーんしてあげる!
〇:僕はいいよ笑
咲:いいから。はい、あーん!
〇:あーん。お、美味しいね。
咲:うん!
〇:よし、じゃあ自分で食べよ。
パクパク
〇:美味しいね。
咲:うん。〇〇、
〇:ん?
咲:間接キスだよ?笑


〇:ん、ああ、たしかに。
咲:(え、恥ずかしくないの?)
〇:咲月は恥ずかしいの?笑
咲:そ、そんなこと!
〇:焦ってるのばればれ笑
咲:( ・̆⤙・̆ )ムゥ...
〇:ごめんごめん、ナデナデ
咲:ん///
〇:早く食べちゃお?
咲:うん///
咲:(強敵すぎる!なんなの!)

〇:ご馳走様でした。
咲:ご馳走様でした!
〇:よし、洗い物やっとくからお風呂入って来なよ。
咲:え〜〇〇一緒に入ろうよぉ。


〇:え、いいの?
咲:べ、別に、〇〇が入りたいって言うなら入ってあげてもいいよ?
〇:なら入ろうかなぁ。笑
咲:や、や、やっぱりだめ!
〇:え?咲月が入ろって言ったんじゃん。
咲:恥ずかしいから。だめっ!
〇:、、、分かったよ。笑

咲:あぁ、一緒に入りたかったのに。
咲:なんか恥ずかしくなっちゃった。

ピロン
〇:あ、クラスの女の子からだ。
〇:え、、、?

咲:あぁ、さっぱりした!お風呂ありがとう!
〇:うん、、、。
咲:どうしたの?
〇:いや、なんでもない。風呂入ってくるね。
咲:待って。
〇:ん?
咲:髪、乾かして欲しいな。


〇:あぁ、いいよ。
ブォー
〇:髪の毛綺麗だね。
咲:そうかなぁ。
〇:なんかいい匂いするし。
咲:そう?
〇:うん。女の子って感じ。
咲:そっか。
〇:よし、終わり。じゃあ、風呂入ってくるからゆっくりしてて?
咲:うん。

〇:あぁ、気持ちよかった。お待たせ。
咲:うん。私が今度は乾かしてあげる。
〇:ほんと?じゃあ、お言葉に甘えて。
ブォー
咲:〇〇も髪綺麗じゃん。
〇:そうかな?
咲:うん。
〇:ありがとう。
咲:好き。
〇:ん?なんか言った?
咲:ううん、なんもないよ。
〇:そっか。
咲:はい、終わり!
〇:ありがとう!気持ちよかった。
咲:良かった。
〇:じゃあ、寝よっか。
咲:うん。
〇:咲月ベッド使って?僕ソファで寝るから。
咲:やだ。
〇:え?
咲:一緒に寝よ?
〇:いいの?
咲:うん。
〇:分かった。

咲:〇〇さ、
〇:ん?
咲:さっきなんか変じゃなかった?
〇:あぁ、実はさ、クラスの女の子に告白されたんだよね。
咲:え!?
〇:さっきLINEが来てさ。
咲:そっか。
〇:どうしよう。
咲:〇〇の思うようにすればいいんじゃない?
〇:そう、、、だね。
咲:そっかぁ、〇〇にも彼女かぁ。
〇:断るよ。
咲:え!?なんで!?
〇:あの子のことまだよく知らないし、急に付き合うことは出来ないかな。
咲:そっか。
〇:それに僕には好きな人がいるからね。
咲:そうなの?


〇:うん。
咲:誰?
〇:教えて欲しい?
咲:うん。

ギュッ

咲:は!?ちょっと!///
〇:咲月。
咲:なに?///
〇:僕の好きな人、咲月だから。
咲:そうなの?
〇:うん。ずっと好きだったから。
咲:でも、なんか恥ずかしがってなかったから、もう違うのかと思って。
〇:頑張って顔に出さないようにしてただけ。
〇:ウィンクされた時顔から火が出そうだった。
咲:素直じゃないなぁ。笑
〇:好きです。付き合ってください。
咲:はい///よろしくお願いします///


〇:咲月、僕のこと好き?
咲:うん。好きだよ///
〇:ん///
咲:〇〇ってさ、
〇:なに?
咲:実は甘えん坊?笑
〇:な、、、うん///
咲:そっかぁ、可愛いねぇ笑
〇:笑うな///
咲:そんな〇〇も好きだよ。
〇:やめて、死んじゃう///
咲:やめないよぉだ///
〇:咲月大好きだから。
咲:私も〇〇大好きだから。
〇:僕ずっと咲月と一緒にいるから。
咲:私も一緒にいてあげるよ。
〇:ねぇ、咲月
咲:ん?
〇:ちゅーしていい?
咲:え///


咲:うん、いいよ///
咲:最初は恥ずかしいからほっぺね?///
〇:うん///
咲:はい、じゃあ、ん。
クイッ
咲:え?///
〇:やっぱほっぺじゃやだ。
咲:///
〇:いい?
咲:コクッ
〇:咲月、大好き。
咲:私も。

チュッ

〇:やっと、言えた。
咲:いつから好きだったの?
〇:小一の時から。
咲:嘘!?もっと後だと思ってた。
〇:ずっと片想いなんじゃないかって思ってて。
咲:両想いだってわかった感想は?
〇:最高。
咲:良かった///
〇:一生大切にするから。
咲:かっこつけちゃってさ///
〇:本気だから。
咲:じゃあ、私以外を好きになったら許さないから。
〇:心配いらないよ。咲月しか見ないから。
咲:///
〇:おやすみ、咲月。
咲:うん。

ね、私の言った通りだったでしょ?

fin.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?