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監理団体の役割は「監理」すること

こんにちは!
「環境を変える、常識が変わる」
監理団体、代表理事、外国人材実務コンサルタント時田です。


私も初めは間違えていたこと。
「管理団体」ではなく「監理団体」

なぜ「管理」ではなく「監理」なのか?
それは人材を紹介する
人材派遣会社と監理団体を比較すると
理解しやすくなります。

監理団体は外国人技能実習の派遣という認識が
とても多いように感じています。
人材派遣会社の外国人版のイメージですね。

- 「管理」と「監理」

管理(かんり)は
物事や一定の事務を管轄して取り仕切ること。
監理(かんり)は
規則や事前の取り決めの通りに事が進んでいるかを確認し取り締まること

Weblio国語辞典

「監理」は取り締まることとあります。
つまり監理団体の仕事は
外国人技能実習生を企業に派遣したら終わりではなく
外国人技能実習生と受け入れをした企業の双方を
「取り締まる=チェックする」責任があります。

- 企業が労働基準法(以下、労基法)を違反した場合

人材派遣会社の場合

人材派遣会社が派遣した労働者は
企業との直接雇用となります。

したがって、派遣先企業が労基法を違反した場合
派遣先企業が罰則を受けます。

監理団体の場合

監理団体を通して受け入れられた外国人技能実習生も
企業との直接雇用となります。

しかし、受入企業が労基法を違反した場合
受入企業が罰則を受けることはもちろん
状況によっては監理団体も罰則を受けます。

深刻な場合、監理団体には事業停止といった
重い行政処分を受けることもあります。

外国人技能実習生の受け入れは
単なる派遣とは違い
監理団体は外国人技能実習生と受入企業
両者の監理責任があることがわかります。

まとめ

だからこそ監理団体は
外国人技能実習生を受入企業先へ配属したら終わりではなく
配属してからが、本当の仕事の始まりだと思います。

「監理」と言って「取り締まる」のではなく
私は、それぞれの課題や問題について
一緒に解決していく姿勢でありたいですね!

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時田

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