またいつか、があればいい
10か月の予定だった留学は、コロナウイルスの影響で8か月になって、帰国した。
10か月でも短くて、きっとあっという間なんだろうな、なんて思っていたのに、
8か月なんてさらに短かすぎた。
それでも、ただ、ひたすらに毎日を生きた、カナダでの日々を振り返る。
英語を話すことがとてつもなく嫌いで、なんなら日本語話すのも好きじゃなかった私が、留学なんてできんのか?ってたくさん考えた。
友達作りだって下手くそのくせに、日本語も通じないところになんていけんのか?って思ってた。
でも案外順応して過ごせていた。
たくさんではないけれど、それなりに友達もできたし、英語で会話することも気づけば当たり前になっていた。
自分から何かイベントに参加できるようにもなっていたし、カナダであるプロジェクトもしようとしていた。
思っていたより自分を変えることができたと思う。
留学前の私は、引っ込み事案で、誰かと関わるのが嫌いで、苦手で、英語を話すことも苦手で、そんな私で大丈夫なのかとても怖かった。
でも、気づけば自分から行動を起こそうとしていたし、
留学前の私に比べて、自発的な行動ができるようになれたと思う。
カナダの冬はありえんくらい寒くてびっくりした。
授業の形も日本と全然違っていて面白いとすら思った。
制服も日本はかっちりしているけれど、カナダの制服は動きやすくて、日本とはとても違っていた。
いろんな文化の違いを経験した。
その続きをコロナに奪われて、悔しい、という感情。
そうなる前から後悔しない行動をすればよかったと思う気持ち。
きっといつかはあるけれど、すぐには来ない。
またいつかがあれば、あれば良い。
そうすれば、きちんと挨拶できるのに。
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