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抱負

私は4/1に新社会人として新たなスタートを切りました。人生の大きな節目となるこのタイミングに、所信表明をしておこうと思います。拙いですが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

私が生きている間に成し遂げたいこと。それは、「日本の医療における非効率性を改善し、患者側も医師側も幸せな医療提供体制にする」ことです。

これは高校生の時から全く変わっていないのです。私が医療経済学を学びたいと強く思ったのは、高校2年次に参加したとある論文コンペティションです。社会課題の解決をテーマに掲げ、仮想の資金を実際の市場で一か月間運用し、そのポートフォリオの評価を行うといったものでした。幸いにも審査員特別賞を受賞し、喜んだのも束の間、審査委員からはこんな一言が。

「一人の力ではどうにもできない。」

膨大な時間とエネルギーを注いできたがゆえに、この一言によってその過程が全否定されたような気がし、とてもショックを受けたのを覚えています。その頃は医師を目指していたのですが、この出来事によって、よりマクロな視点で日本の医療を考えたいと決心し、医療経済学を専攻することにしました。

大学では医療経済学を専攻し、日本の医療提供体制の実態を学びました。学びを深めると、歴史的にも、制度的にも、政策立案的にも、様々な課題があると知りました。そこにコロナウイルスによるパンデミックが重なります。皆さんも経験した通り、日本の医療提供体制はすぐに限界を迎えました。特に私が心を痛めたのは、「医療をすべての国民が等しく平等に受けられない状況」と「医療従事者が報われない状況」でした。なぜ、私たちは本当に必要な時に適切な医療が受けられないのか。なぜ、医療従事者は必死に働いているのに、彼らの努力が報われないのか。なぜ、状況が良くならないのか。なぜ。

行き場のない怒りが沸々と湧いてきたのを覚えています。そして、就活や卒論作成の過程で、医療データを扱うシステムの企画に携わりたいという想いもあり、私はIT企業への就職を決めました。

ここから書くことは今後私が実現したいことリストです。いつか私が学んだことや経験したこと、それを社会に還元出来たらいいな。頑張ろう。

1.(3年以内の目標)営業をする。システム企画に携わる。医療分野のシステムがどのように発注され、企画・開発・運用されていくのかこの目で見たい。その中で見つかる課題を知りたい。

2.(20代の目標)社会人大学院に行く。学びを深める。

3.(人生の目標)学びを社会に還元する。想定している形としては、研究者や公共コンサル、公的/医療機関におけるIT戦略策定。この点に関して皆様、アドバイスがあればコメントお願いします。

最後に、これからの自分を支えるであろう言葉を添えて筆末としたい。

できっこないをやらなくちゃ
by サンボマスター
声なき声を拾う心ある人たちの必死の努力で辛うじて『みんなで決める』という民主主義の原則が保たれる。培った恵まれた能力を他人より少し良い暮らしをするためだけに使ってはダメ。
by ゼミ教官

社会人、頑張ります。



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