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100冊読書チャレンジ 感想3

こんばんは。読書チャレンジ第3回です。前回の記事では、多くのいいねや初コメントまで反応を頂き、とてもモチベーションが上がりました。ありがとうございます!これからもマイペースに更新し続けるので、応援してくださるととても嬉しいです。

さて今回は、大人になった今だからこそハッとさせられるメッセージが込められている本をテーマにしてみました。

7.『銀河鉄道の夜』宮沢賢治 著

不朽の名作、『銀河鉄道の夜』です。この本を初めてを読んだのは小学校3年生頃で、全く理解してなかったにもかかわらず読書感想文を書いた記憶があります笑。改めてこの歳で読んでみると、深く考えさせられるテーマが込められています。

けれどもほんとうのさいわいはいったい何だろう。

これは物語の終盤、主人公ジョバンニが友人のカムパネルラに問うたものです。自分の私利私欲を満たすことか?自己犠牲で他者を助けることか?はたまた、限りある時間を自覚し自分の役割を果たすことか?本当に人それぞれだと思います。個人的には就職活動という人生の節目を迎えたからこそ、この問いが心に刺さりました。


8.『星の王子さま』サン・テグジュペリ 著

こちらも世界中で読まれている名著、『星の王子さま』です。あらすじは割愛しますが、王子さまが様々な星に訪れる中で、本質的で大切なことを学んでいきます。中でも一番の個人的名言は、

本当に大切なものは目には見えない

です!!こんなの分かってるよというツッコミが入ると思いますし、私も本を読む前はよく言われてることだよね、と軽視していた節があります。しかし、ストーリーに乗せてこの一文が現れたとき、思わずハッとしてしまいました。いい意味で童心にかえることができる、大人向けの児童書です。


9.『子どもが育つ魔法の言葉』ドロシー・ロー・ノルトら 著

毛色は変わりますが、母が「この本はいいわよ~」と教えてくれた『子どもが育つ魔法の言葉』です。単純に育児って、本当に大変ですよね。体力的にはもちろんですが、重大な責任感ゆえの精神的疲労は計り知れません。(案外、生んでしまえば時間に追われながらも育児を楽しめるのかもしれませんが…)

そんな不安な親に向けて、この本は子供にどう言葉を掛けたらよいか指南してくれます。きっとこの本を読みながら、両親は手のかかる私を育ててくれたんだなーと想像するだけで涙腺が緩みます。奇しくも今日は母の日。愛情は十分に受け取ったよと伝えたいものです。


前回までビジネス書中心だったので、今回はライトな本を選んだつもりでしたが、思いのほか考えるテーマのある3冊でした。なんだか気落ちしやすいこのご時世ですが、心が少し潤いました。

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