夜のお散歩

今週も無事に、１週間が終わった。

最近、気持ち的にも体力的にも一杯一杯で家と職場の往復を繰り返す生活が続いてしまっている。

毎朝、あえて職場の最寄り駅の一つ前で降りて、歩いて出勤しているけど運動不足感は否めないし、

何か自分の時間に没頭してリフレッシュするという時間も取れていなかった。

せっかくカメラも買ったので、仕事終わりにお散歩も兼ねて写真の練習をしに行くことにした。

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冬の夜が、1番好き。

四季の中でいつが好きかと問われたら、確実にそう答える。

冬特有のツンとした匂いに、肌に冷気が触れるあの感覚。

片手をポケットに入れたカイロで温めながら、もう片方の手でホットコーヒーを持ちながら歩く。

そんなスタイルで夜にお散歩へ出かけるのが、結構好きだ。

いつもと違うのは、今日はカメラバッグを斜めにかけて歩いていたこと。

でも、それだけで気持ちは昂った。

何か撮りたいものがあったわけじゃない。

僕が好きな冬の夜という時間をカメラで撮ってみたかった。

「何を撮ろうかな」なんて歩きながら考えてみると、案外普段は気にならないところが見えてくる。

例えば今日見つけた発見は２つある。

１つ目の発見は、公衆電話だ。

いつも通る散歩道に、ポツンと佇んでいるのをこれまできづかなかった。

今でも使う人はいるんだろうか？

いつからここにあるんだろう？

そんなことを考えながら、シャッターを切ってみた。

周りから見たらやばい奴に見えていたかもしれない（笑）

「ご利用できます」の表示がなんかエモい

モノクロでも撮ってみた。

２つ目は歩道橋が案外好きだと言うことだ。

車が好きだからなのか、暗い夜の中でキラキラと輝く空間だから好きなのかはわからないけど、

歩道橋から見える景色が案外好きだった。

普段は平面で道路を見ていて、高いところから道路を俯瞰することはあまりなかった。

だから、新鮮だったのかもしれない。

しばらく、ぼーっとしながら車の行き来を見ながら、コーヒーを飲んでゆっくり過ごした。

憧れのテールランプ。初めてにしてはいい感じ？

練習としてコーヒーを被写体に

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１つの場面を切り取るのに、あちこちのアングルを試したり、設定を変えて試したりしたから、結構あっという間に時間が過ぎた。

その間、結構自分の世界に没頭することができて、自分と対話ができている気がしていいリフレッシュになった。

カメラの仕組みを理解してみたいなと思ったので、今日はあえてマニュアルであちこち設定を変えながらゆっくりゆっくり撮ってみた。

夜の撮影はシャッタースピードを遅くして光を取り込もうとすると、手ブレが起きやすいと言うのも実際に経験してみて理解できた。

そう言う時は、シャッタースピードを少し上げて、絞り値を下げてレンズに光を多く取り入れるといいということも、経験してみると理解できた。

やはり、下手でもなんでもいいから「まずやってみる」ことは大事なんだなとカメラを通じて学ぶことができた。

さて、明日は何を撮ろうか？

今から楽しみができた良い冬の夜だった。

おしまい！