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川崎フロンターレ中村憲剛選手に学ぶポジティブ思考と諦めない姿勢

おはこんにちばんは!とっきーです。

今回は川崎フロンターレのバンディエラ、中村憲剛選手について。

先日Dαznで配信された「RESTART:中村憲剛 帰還までの301日」を試聴した。そこから学べたことを書いていこうと思う。

何も怪我をしたサッカー選手として、その復帰までのプロセスをどうしたか、の参考になるだけでなく、様々な場面で学べることが多いはずだ。特に、これから社会に出る大学生はサッカーに興味がなくても必見の内容だ。

中村憲剛選手がおった怪我は「前十字靭帯の損傷」サッカーをやっていれば誰しもが「難しい怪我」であることは知っているはずだ。

僕もかつてのチームメイトで1つ上の先輩が十字靭帯の損傷をしたのち、痛みに堪えながらプレーをしていたので、その怪我の重大さを知っていた。自ら経験したわけではないが、その先輩は毎日顔を歪めながらもボールを追いかけることを楽しんでいて「本当にサッカー好きなんだな」と思ったことを覚えている。

この動画を見て憲剛選手も「本当にサッカーが好きなんだな」と感じた。

39歳、40歳という歳で大怪我をしてしまったら、普通「もう無理だ。引退しよう」と思ってもおかしくない。僕も当初このニュースを見た時に「もしかしたら・・・」とよぎったことがある。

でも憲剛選手は黙々とリハビリに取り組んでいる。インタビューで話している言葉が印象的だ。

「ネガティブにやっていいことなんて1つもない。自分をしっかりどう保つかというのはいつも考えている。」

これは現代において色んな場面で学びになるのではないだろうか。

先が見えず、不安な日々が続いているが、何か目標を見つけてポジティブに黙々とこなす。

そうすれば自ずと結果はついてくるのではないだろうか。

ちなみに、今年の開幕戦。試合に出られない憲剛選手はスタンドから観戦していたとのことだが、「このゲームに自分が入った時に、どんな仕事ができるか、どうプレーするかを考えていた」そうだ。

これは、「見て学ぶ」「イメージトレーニング」をしていたと思うのだが、例えば今サッカーを習っていて出場機会が得られない子供たちであったり、将来のことを考えて就職活動をしている大学生でもとても参考になる言葉ではないだろうか。

「自分が出たらどうするか」は以前別記事の清水エスパルスのティーラシン選手の話でも述べた。

そして、大学生は「やりたいことがない」という子が圧倒的に多い中で、「この会社に入って自分はどんな仕事をしたいのか」を考えるのは、何もエントリーシートや面接で話すためではなく、これから社会人として仕事をする上で非常に重要なことではないだろうか?

憲剛選手のリハビリを担当したスタッフの方からも学べることは多い。

憲剛選手の話をひたすら「聞く」

そして、最も有効だと考えられるトレーニング案を提案する。

「傾聴力」とよく言われるが、まさにこれで、「相手が今何を求めているか」を明確にキャッチするために、この「聞く力」は本当に勉強になる。

どんな仕事でも生かせるし、どんな場面でも意識すべきポイントだ。

人が感じるストレスのうち、ほとんどは人間関係が占めると言われる中で、このお二人の信頼関係はすごいなと思う。

コツコツとリハビリに励んだ結果、憲剛選手は復帰戦でゴールを決めている。たった10ふん足らずの出場時間で、1ゴールだ。

しかも、怪我をした時と同じような「パスが出る瞬間に相手にプレッシャーを与える」場面での猛ダッシュ。

普通、同じような場面で怪我をした経験があると、その情景を思い出して動けなくなるのではないだろうか?

該当のシーンを見ると、憲剛選手には全く迷いがなくダッシュをしている。


リハビリをしてきた自分を信じて、クラブのために走ったのかな?


当時映像で見たときは気づかなかったあのシーンの凄さに、今回の動画を見て気づくことができた。

「憲剛選手は戻ってくる」と信じてあのゴールを見ていた川崎フロンターレのサポーターの皆さんは感動したこと間違いない。

だからこそ、やべっちFCでもおなじみの毎日のゴールパフォーマンスでも、サポーターの皆さんも一緒に楽しめるほど愛されているのではないだろうか。

憲剛選手はサッカーも上手いし、プレーのお手本になる選手だ。

でもそれに加えて人柄や、物事に真摯に取り組む姿勢という部分も学べるのではないだろうか?

以前、僕の親友【ばびー】とJリーグ、サッカーの話をした時に、

「サッカーて結局人だと思うわ」と言っていたことを思い出した。

これももう何度も話しているが、Jリーグから学べることはサッカーのテクニックだけではない。

色んな部分をJリーグから学んで行って欲しいなと切に思うのである。

がんばれ!憲剛選手!

おしまい!






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