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【Jリーグ初心者×ヴィッセル神戸ファン】親友との電話でいろいろ聞いてみた

おはこんにちばんは!とっきーです!

今日は大学時代の親友【ばびー】と近況報告をしよう!と電話をすることになったのでJリーグについて話したら大切なことに気づけた!と言う話。

ちょうど1週間前にマリノスの試合をみに行って、Jリーグ観戦に参戦し始めたので、そのことも含めてばびーに話そうと思っていた。。

ばびーは、大学進学で神戸から上京し、大学1年の頃サッカー部で出会った。下手くそだった僕にも話しかけてくれて意気投合し、以来8年目の付き合いになる。ヴィッセル神戸が好きだったことは知っていたため、せっかくなので、「最近Jリーグの試合み始めたんだよね」と話たら、とても面白い議題になったので、以下で紹介していきたいと思っている。なお、完全に僕らの主観なのでご容赦いただきたい。

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【とっきー】最近Jリーグ見てる?

【ばびー】見てるで!毎週チェックしとる〜!なんで?

【とっきー】いや、最近見始めてさ、マリノス見始めたんだよね!

【ばびー】へえ!いいサッカーしとるよな!

【とっきー】ね!ばびーは変わらずヴィッセル見てんの?

【ばびー】せやで〜。ずっと見とるからな〜。

本当は神戸戻ってスタジアムいきたいけどこの状況やんか〜。今は我慢やな。

【とっきー】んね〜ちなみにヴィッセルいつから見始めたの?

【ばびー】んー確かサッカー始めた小学1年からちゃうかな。当時はチームの勝敗とあんま気にしてなくてスタジアムの雰囲気が好きで。

「いつかは俺もここで!」て思って頑張ってたわ。

【とっきー】へえー!神戸のスタジアムのどんな雰囲気が好きだったの?

【ばびー】そりゃあもう!あの歓声とか音よ!ライトがバーン!歓声がドーン!みたいな非日常、カッコええわー!って感じやな(笑)

【とっきー】確かに!(笑)あの雰囲気はくせになるよね〜。でもこっちに出てきて神戸の試合、あんまり見れないから関東のクラブの試合とか見に行かなかったの?

【ばびー】いった!でもやっぱ神戸が好き(笑)

【とっきー】(笑)なんでそこまで好きになれんの?

【ばびー】ん〜正直熱狂的なファン、というより神戸出身だからってのが大きかったけど、一番心をうごがされたのはポドルスキ選手きた後の試合見に行った時やな。今までは神戸が負けても「スタジアムにこれた」て満足感しかなかったんだけど、大人になってみたら「勝つんだ!」ていうメンタリティーがチームから感じられたんよ。あの時、サッカーって「人」の影響でかいなって思ったんよね。鳥肌立ったの覚えてるわ。今はイニエスタ選手とかもおるし、やっぱ「勝ちに行ってる」ていうのがわかるとグッとくるわ。

【とっきー】あーそれすごいわかるかも。負けたとしても「最後まで勝ちにいったチーム」だと心の動き方は違うよな。次頑張ろう!みたいな。

【ばびー】そうそう。俺もずっとサッカーしてきたけど、いい指導者や環境があっても結局プレーするのは選手やんか。だから俺は競争をずっと求めててん。

【とっきー】1年生ながらめちゃくちゃ噛み付いてたもんな(笑)あれは凄かったわ。チーム変えようとしてたもん。

(注)ばびーは高校は強豪校にいたが僕らが所属していたサッカー部は当初指導者が不在だったので、ばびーは「このままじゃダメだ」と1人で訴え続けていた時期がある。

【ばびー】せやな。流されるのが嫌やってん。高校までずっと意識の高い集団の中で競争できる環境求めててんけど、ぶっちゃけ大学は「出場機会が多そうなところ」を選んだんよ。でもあんな感じやった。ミスったーと思ったわけど、止まってたら何も変わらんからやれることやった感じやなあ。

【とっきー】へえー、そんなこと考えてたんだ。俺とは真逆。俺はずっと「出場機会が得られるところ」でずっと経験することが成長の近道だと思って続けてきたんだけど、自分の中で「競争しよう!」と思って飛び込んだら挫折した。うまくいかないし心も折れててめっちゃ態度悪かったと思うわ(笑)

結局この後2人とも部を辞めることになる。僕が語学×教職課程を学んでいたこともあり、ドイツ語を教える・教わるという実践の場として互いに学び合うことになる。

僕はコーチの勉強と社会人フットサルチームにプレーヤーとして入団。ばびーはドイツに渡り6部リーグのクラブに入団。彼はプロを目指すことになる。

【とっきー】ちなみにドイツに飛び込むことになるけど、どうやってチーム探したの?

【ばびー】手当たり次第動いたな(笑)自分で調べたり、知り合いに聞いたりとにかくできることをやりまくったって感じやな。結局それで取ってくれるチームが見つかって、競争し始めたって感じ。

【とっきー】報告受けた時も思ったけど行動力すごいね(笑)ちなみにすぐ試合出られたの?

【ばびー】いや、全く。上手いやつが出られるとは限らんしな。俺の場合は語学力がまじで足りんかった。語学学校通ってたんだけど、いるだけって感じやったな。

【とっきー】そうなの?でも俺見に行った時はスタメンだったよね。

(ばびーがドイツに渡って2年後、僕もドイツに渡ったので彼の試合を見に行ったことがある。その時彼は4部リーグのクラブにステップアップしていた)

どうやって競争に勝って行ったの?意識したこととかある?

【ばびー】監督の意図を組んで動けるようになることやな。やっぱり、どんなにうまくてもこれがわかってないと使ってもらえない。

【とっきー】へえ!俺がコーチングの勉強始めた理由と一緒じゃん!おもしろ!(これについては後日触れられればと思うが、中学1年からコーチングの勉強を始めた)

ちなみに、監督の意図を組むために何したの?

【ばびー】まずは語学やな。学校通ってだらだらしてたけど、やばいと思って真剣に取り組んだ。いるだけ留学みたいな奴も多くて流されそうになってた自分に気づいて、そうなりたくない、と思ったんよな。試合に出るって目標を立てて、日本語を完全に排除して物事をドイツ語で考えるようにしたり、毎日ドイツ語で日記をつけてたな。

あとは、「自分が相手のことを理解しようする姿勢」を見せることやな。質問したり、練習後に一緒に雑談したりして、会話の輪に加わることを意識した。そしたら試合に出られるようになって、上のカテゴリーのチームに移籍もできたわ。

(ちなみにばびーは専攻で学んでいた僕より断然ドイツ語を使える。ABCから僕が教えていたのに、今では教えてもらう側だ。)

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さて、いかがだろうか。

僕たちは社会人になってサッカーの競技としては関わっていない。ただ、お互いにサッカーを通じてうまくいかない時期があり、それをどう乗り越えるかを工夫することで壁を乗り越えてきた。

言うなれば、サッカーに育ててもらったのである。

僕のアカウント名の理由はここにある。


ちなみに、こんなことも聞いて見た。

【とっきー】そういえば飯倉選手、神戸に移籍したけど、どう?

【ばびー】めっちゃおもしろくて、いい人だって神戸サポの友達から聞いたよ(笑)

神戸のサッカーにもあってるから、いい選手だと思うで!

かつてマリノスで愛されたGKは、神戸の土地でも愛されているとのことだ。

僕が久しぶりに訪れたマリノス vs マンCの試合でなぜあんなに大声援を浴びていたのかを、フォロワーさんとばびーから教えてもらいました。

初心者の僕は「移籍」については触れちゃいけないのかな?と思っていたが、移籍しても愛される選手ってすごいなと思うし、ばびーの言ってた「人」が大事ってこういうとこでも言えるのではないかとふと思った。

ちなみにファンの方には大変申し訳ないが、ぼくはまだマリノスの選手のチャントを知らない。(これから勉強していきます!)

でも、飯倉選手のチャントはあの試合で相当な盛り上がりだったので、鮮明に覚えている。

行けるようになったら2人で横浜F.マリノス vs ヴィッセル神戸の試合をノエビスタジアム神戸と日産スタジアムへ見にいこうと約束して電話を切った。

2人して飯倉選手のチャントを歌うかもしれない。笑

おしまい!


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