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夏にあえる

夏場はキッチンが蒸し風呂みたいになる。

我が家は古いマンションなので、リビングとひと続きになった今風のカウンターキッチンではなく、台所だけが独立したタイプだ。
窓がないので昼間でも電気をつけないと暗いし、風通しも悪く夏場はとても暑い。
一切日が入らないのは、食べ物が傷まないという1点においてはいいのだけれど。

ベランダのひさしのおかげか太陽の熱を取り込まず、夏も比較的涼しい我が家。
空気が乾燥するのと一気に部屋が冷えてしまうのが苦手で、例年、めったなことではエアコンを使わない。

が、今年はそうはいかない。
年々暑さが増しているのか、年々暑さに弱くなっているのか、その両方か。
洗濯ものを干すのにベランダに少し出ただけで、日差しが肌に痛いほど強い、酷暑である。

エアコンが苦手、などと言っていたら干からびて倒れてしまいそうなので、さすがにしぶしぶエアコンをつけるようにしている。
設定温度は28~29度くらい。風が直接当たらない設定にしてなんとか夏を乗り切りたいところ。

おかげで今のところ快適に夏を過ごせているけれど、問題はキッチンだ。炒め物なんかをしようとガスを使うと一気に温度が上昇する。
夏の昼食時などはもう、汗だくだ。
扇風機をキッチンめがけてこれでもか、と回すものの、元の室内温度が高いのでぬるい風がキッチン全体に行き渡るだけの、まさに焼け石に水状態。

だからといって設定温度を下げると今度は体が内蔵ごと冷えるようでなんとも具合が悪い。
そんなわけで夏場は、エアコンの設定温度はそのままに、なんとかキッチンで火を使わず美味しく食べられるレシピを模索している。

その結果辿り着くのは和え物。火を使わなくて簡単で、さっぱりと食べられるのでこの夏特に登場回数が多い。

春はあけぼの、夏はあえものと先人も言っていたとかいないとか。(いない)

料理は特に好きでも得意でもないので、ごくごく簡単なものばかりで参考になるかは微妙ですが、簡単に作れて美味しかったレシピと呼ぶほどでもない品々を備忘録に代えて紹介します。


【ズッキーニのポン酢マヨ和え】

①ズッキーニを輪切りにします。(できるだけ薄い方が味が絡みます◎)
②そしたら塩少々で揉む。
③出てきた水分を絞って、好みの量のマヨネーズとポン酢で和える。

ポン酢だとさっぱりして夏バテ気味の時にも食べやすいです。でもお醤油でもいいと思います。鰹節やちりめんじゃこをトッピングするのも美味しいです。

【めかぶとトマト】

①めかぶを買ってくる
②カットしたトマトの上にめかぶを注ぐ。

普通のトマトでも、プチトマトでもどちらでもいいと思います。余力があれば、針生姜を添えて。でもチューブの生姜でも◎
めかぶは3パックくらいまとめて売っているものを買っていますが、味によっては少しだけポン酢を加えても。もっとさっぱりしたい時はめかぶの代わりにもずく酢で和えます。

【トマトのアジアン風】


①トマトを串切りにする。
②ナンプラー、ごま油、レモン汁、塩コショウと砂糖少々を混ぜる。
③パクチー、トマトと②を和える。

調味料はいつも目分量ですが、ナンプラーはしょっぱいので入れすぎに注意、さっぱりしたい時はレモン汁多めに。を心がけてバランスを見て好みの味に仕上げます。

トマトをダイス状に細かくカットして、おそうめんの漬けだれにするのもおススメです。または、冷製のカッペリーニのソースとして食べるのも美味しそうです。

他にも…


●ナスを塩もみし、刻んだ茗荷とシソ、しらすと和える。ポン酢や粉末だしで味付け。

●長いもを太めの千切りにして、オリーブオイル、わさび、しょうゆと和える
→免疫力UPにもよく、ネバネバは胃腸の調子を整えるにも良いらしいので夏バテ防止にも。

●千切りにしたキュウリを塩で揉んで、しらすと和える。
レモン汁かポン酢を加えるとよりさっぱり!

しらすやじゃこは、それ自体に塩味があるからあまり余計な味付けをしなくても美味しく食べられて、多用しています。あとは塩こぶ、キムチも同様に活躍。

また美味しいものが見つかったら書こうと思います。

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最後まで読んでくださった方がいるかわかりませんが、お付き合いありがとうございました。
定期的に書きたいなぁと思っていて、書きたいこともいくつかあり、時間に余裕もあるはずなのになかなか書けません。

まめに文章を書かれてる方はすごいなぁと改めて思います。
もっと自由に書いていけたらいいな。

それではまた。

toimo


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