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また一つ、愛する町ができた(EN-014 2018.08.07)

2018年夏。西日本豪雨の影響を受け、広島県内で予定されていた花火大会の多くが中止になる中、瀬戸内の島で2,000発の花火が打ち上がりました。感慨深げにこの一月に思いを馳せる彼らの背中越しに、私も一緒に花火を見ました。
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この記事は、メルマガの「編集後記」(2018年8月7日)の転載です。

俺、これ好きじゃ……

中原祐美さんほかお尻愛プロジェクトの皆さんに、2日間お世話になりました。

4日の夜、安芸灘諸島の一つ大崎下島で行われた「豊町七夕納涼祭」に連れて行ってもらいました。祭では2,000発の花火が打ち上げられました。県内で予定されていた花火大会の多くが中止になる中、「開催できてよかった」と喜びの声を聞きました。

一緒に花火を見ている「お尻メンバー」も感慨深げ。目まぐるしく過ぎ去ったこの一ヶ月に、それぞれが思いを馳せているようでした。

夜空いっぱいに広がる「しだれ柳」に感動し、ボランティアの男の子が一言。

「俺、これ好きじゃ……」

それを聞いて胸がじわっと熱くなりました。

断水は終わりました。
復興はこれからです。

お尻愛プロジェクトの活躍もこれからが本番。笑顔が川尻に溢れて、今まで以上に美しく豊かな町になるはずです。

また一つ、愛する町ができました。

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この記事は、メールマガジン【前進の軌跡】(vol.014  2018年8月7日配信)の編集後記の転載です。(タイトルの"EN"は、"Editor's Note"の頭文字)

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