Futaba Tail (ふたばテイル )
双葉を展示していましたらしっぽにも見えるというイメージをお聞きして、そのインスピレーションから新しいアートが生まれましたのでお知らせをさせていただきます。
こちらが私が描いている双葉の内容になります。
以下新作の「Futaba Tail」の内容になります。
作品名
Futaba Tail (ふたばテイル )
日本語訳、ふたばのしっぽ
「双葉」か「海洋生物のテイル」かという視覚的な曖昧さを表現したアート作品です。この絵画作品とゴミからできたアート作品を展示し、世界観を展開しFutaba Tail seatを無料配布するというソーシャルアートです。
モチーフについて
「ふたばテイル」のデザインは、自然界の「双葉」と「海洋生物のしっぽ」からインスピレーションを得ています。双葉は新しい生命と可能性の象徴であり、海洋生物のしっぽは自由かつ力強い生命力、特にクジラやイルカ、魚が海を泳ぐ様子を通じて運命を切り開く力の象徴でもあります。
概要
「ふたばテイル」は、日常生活で私たちが無意識に行う「ラベル付け」について考えるきっかけを提供するソーシャルアート作品です。ラベル付けとは、物事や人を瞬時に判断してカテゴライズすることで、たとえば「この人はこうだ」「この物はこうだ」といった印象を持つ行為です。これらの瞬間的な判断が、どれほど私たちの認識や関わり方に影響を与えているのかを知ることで、差別や偏見が生まれにくい未来を目指していきたいと思っています。
私たちは日々、さまざまな物事や人と接して生活していますが、その際に、知らず知らずのうちに「偏見」とも言えるような思い込みを持つことが無意識的に生じています。たとえば、街ですれ違う人の服装や態度を見て「この人はこういう人だ」と瞬間的に感じてしまうことや、何かを見て「これはもう使えない」と決めつけることが、実はそうした無意識のラベル付けの一例です。
でも、少しだけ立ち止まって考えてみると、その人や物には、私たちが最初に感じた以上の背景や価値が隠れています。たとえば、表面的な印象だけで判断することで、その人が持っている本来の魅力や物事の可能性を見逃した判断となってしまいます。
「ふたばテイル」は、こうした無意識のラベル付けが私たちの日常にどう影響を与えているかを見つめ直し、もう少し深く、柔らかい視点で物事を捉えることの大切さを表現した作品です。この作品を通じて、私たちが普段どのように物事を見ているのかを振り返り、もう少しだけ心を開いて、多面的な視点で周りを見るきっかけを社会の中につくっていきたいと思っています。
背景
私たちは時に「やってもらって当たり前」といったラベルを無意識に他者に貼ってしまうことがあります。家庭や職場でこうしたラベルを貼ってしまうと、相手の努力やその背景に気づけず、感謝や共感が欠けた態度を取ってしまうことがあります。これが誤解や不満を生み、いつの間にか人間関係を悪化させてしまう要因となってしまいます。これによって大切な日常が崩れていくということが、私たち人類にとってすごい損失をもたらしています。少しでもこのような損失が減ることで、一人ひとりの幸福度が上がるのではないかと思っています。幸せとは、身近な当たり前の感謝に気づき合い、互いがリスペクトを持って支え合う優しい心から始まる温かな世界のことをいうのではないでしょうか。
コンセプト
「双葉テイル」というアート作品のコンセプトは、視覚的な曖昧性を活用し、人々が物事に対して素早くラベルを貼る代わりに、その物体が本当にそうなのか、それとも他に価値を持つ可能性があるのかという問いを投げかけることに重点を置き物事の第一印象に挑戦し、より深い思考と探求を促すことを意図しています。
廃材から生まれたFutaba Tail
コンセプト
「双葉」か「海洋生物のテイル」かという視覚的な曖昧さが、人々に「これはゴミだ」と早急に判断するのではなく、「これはゴミなのか、それとも他の何かの可能性があるのか?」という良い意味での曖昧さを作りたいと思っています。
この作品は、企業や国家による大規模なリサイクルの取り組みとは異なり、私たち自身の生活の中で「これ、ゴミじゃないかもしれない」というクリエイティブな発想に基づいたものでもあることから、ゴミという概念を見直し、再評価する意識を表現したものでもあります。
私たちは日常的にゴミを生成し、それを捨てることになれています。これは「不要」というラベルがつけられた物についてさらに考えることが難しいという現状を示しています。今回の廃材から生まれた「Futaba Tail」はこの認識に挑戦し、新たな視点から「ゴミ」を見直す機会を提供します。
以下は学校法人西濃学園さんの生徒さんの皆様と作りました。
Futaba Tail seatの目的
日々の生活の中で、私たちは誰かに何かをしてもらったり、さまざまなサポートを受けて生かされています。しかし、その多くは「当たり前」として感じやすく最終的には、その大切に気づけなくなってしまいやすい循環があります。このシートは、そのような循環にアプローチし、改めて何気ない日常生活の中にある「当たり前の中身を認識する時間」を社会の中に創り出すseatです。
Futaba Tail seatの内容
1.あなたが日常生活の中で、誰かに「当たり前にしてもらっている」と感じることを書いてみましょう。
例えば、家族がご飯を作ってくれていること、友人がいつも話を聞いてくれること、同僚が仕事を手伝ってくれることなど、思いつくままに書いてみてください。
2. その「当たり前」が、もしなかったらどんなふうに感じるでしょうか?その場面を少し想像してみてください。
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