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どこかへ 2010年5月のモスクワ

2010年の5月に会議のためにモスクワの事務所を訪れました。
この会議は多くの研究者が日本から参加したので、エクスカーションで動物園にも行くことができました。
5月のモスクワは気持ちが良いです。早春の頃はスパイクタイヤが削った埃で空気が澱んでますが5月になるとそれも治まって、気温も20度近くまで暖かくなり、日中はとても過ごしやすい気候です。
この時はGRデジタルを連れて行きました。

ホテルSalutのエントランス 円盤のような屋根
ホテルの部屋からの広々とした眺め(朝)

モスクワの動物園はモスクワの中心近くにあります。あのクレムリンから北西へ3 kmほどです。
園内の地図を見ると、かなり広い敷地があることがわかります。動物の種類も多いようなんですが、ロシア語(キリル文字)で書かれているので、全く理解できません。文字を覚えると少し読める(発音できる)ようにはなるんですが、意味はさっぱりです。
園内には寒い地方の動物が多かったと記憶しています。

モスクワ動物園の案内図です(読めませんが)
ヤクでしょうか、暑そうです
白いクマがいました
黒いクマもいました
見たことのないキャラやどこか見覚えがあるようなキャラもいました

世界のどこの動物園に行っても子供が欲しがるようなキャラクターの人形が売られています。他では動物のキャラクターが多かったと思いますが、モスクワではなにか不思議なキャラクターが多かったと思います。「どこかで似たものを見たことがあるな」と思うキャラクターもいました。人気なんでしょうか?

園内からは大きな教会が見えました。調べてみると、とても長い名前のカトリック教会のようです。ロシア正教じゃない教会がモスクワの中心近くにあるんですね。あの聖ワシリイ教会(ロシア正教)と比べるとやや小ぶりではあるんですが。

向こうの尖塔はリムスコ=カトリチェスキー・カフェドラリニ・サボール・ネポロチノヴォ・ザチャチヤ・プレスヴャトイ・デヴィ・マリイ大聖堂です(長い!)
変わった形の角を持ったヤギ?もいました

この頃、モスクワでは日本食がブームになっていて、お寿司屋さんがたくさんできてました。ちょっと勘違いしている店もあり、お客さんも寿司の食べ方を知らないで食べてる風情でした。イクラ(レッド・キャビア)はメジャーなネタでした。
色が薄く塩が強い醤油が出てきて、握りや巻きの鮨飯をこれにどっぷりつけて食べてる人が多く見られました。あちゃーとか思いながら、色だけついていて味の薄いお茶を飲んでました。
この店の名前は、イチバンボシです。キリル文字でもそう書いてありました。
今、この店はどうなっているんでしょう?ロシアと日本は友好的ではない関係になっているので。

イチバンボシという名前の寿司レストランです
動物園のチケット売り場には(子連れじゃなくて)若い人が多かった(なぜだろう?)

この頃アエロフロートはほぼ毎日、成田-モスクワで飛んでました。JALも週に何便かありました。今はどちらも飛んでないようです。

帰りはアエロフロートでした

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