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CL東京TOP16 デッキ解説「サーナイトGX+シルヴァディGX」

こんにちは、haruです。

普段は福岡で世界大会出場を目指す仲間と練習していますが、2017年頃に誘ったサーニーゴさんとの繋がりから桃屋の方々とも戦略討議をするようになりました。
よく聞かれるのですが、桃屋には所属していません。

先週行われた東京CLにて使用したサーナイトシルヴァディのデッキ解説を行います。今回はまほうじんさんと2人でデッキシェアしました。

スコアは
haru:9-1→トップ16
まほうじん:7-3でした。


■デッキ選択の経緯(サーニーゴ)


世界大会の前から、サーナイトの調整が始まっていたようです。その構築経緯と相方の検討について、サーニーゴさんに書いてもらいました。

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サーナイトの構築経緯

こんにちはサーニーゴです。haruさんの記事ですが途中までデッキ構築をしていたので、少しだけ書かせてもらいます。よろしくお願いします!

デッキ構築を始めたきっかけ

8月、世界大会に出場する前にアメリカへ旅立つ前の話です。強化拡張パックドリームリーグに収録された下記カードにより、サーナイトGXの可能性が広がりました。

・メイ
登場により2進化ポケモンの可能性が大きく広がりました。1ターン目はポケモンを並べること以外に基本的に何もできないのが2進化デッキの悪いところですが、ポケモンが気絶することで展開できるメイとは相性がいいです。

・エルレイド
超、闘タイプの弱点を突けるカード。当時はまだ多かったゾロアークGX系統や、今でも多いミュウツー&ミュウに対しても弱点を突けます。

・シルヴァディGX
過去にサーナイトGXと合わせて使われることの多かったオクタンと同じ効果の特性を持っています。
進化前をオーキド博士のセッティングからラルトスとセットで並べることができるため、手札にプレシャスボールが1枚あると次のターンから安定して手札を供給することができる安定感が強そうでした。

こうして構築の幅の広がったサーナイトGXですが、逆に可能性が広がり過ぎて構築の際に困りました。

ここでサーナイトGXの相方候補達のメリットとデメリットを比べていきます。

・ペルシアンGX
メリット
特性により確定で特殊エネルギーを持ってくることができます。GXポケモンの火力が必要でもサイドを2枚取られて負けてしまう展開にGX技が役に立ちます。

デメリット
最初に気絶するポケモンのほとんどは非GXポケモンであるため、特性を使えるのは2ターン目以降になります。
GX技に関してはエルレイドを上手く使うことで似た動きができます。

・アローラキュウコンGX
メリット
進化するだけでグッズ2枚を確定でサーチできるため、先攻を取った際に先殴りしやすくなります。
アタッカーとしても運用するケースがあり、器用なポケモンです。

デメリット
ゲーム展開やマッチングによっては進化した後置物になります。メイと両採用するのは若干勿体ないです。リセットスタンプへの耐久が低いです。

・シルヴァディGX
メリット
2ターン目以降から継続して手札を補充できます。進化前のHPが高く、リセットスタンプへの耐性もあります。

デメリット
2進化デッキの特性上手札に必要ないパーツが溜まってしまい、特性を活かせないことがあります。
上の2種類に比べると確実に欲しいカードが引けない可能性があります。

・ジラーチ
メリット
1ターン目から特性を使うことができます。他の候補ポケモンに比べポケモン入れ替えを採用しやすく、ベンチポケモンが縛られて負けることは少なくなります。またメガミミロップ&プリンが殴りやすい構築になるため相手の意表を突けます。破れかぶれ耐性が高いです。

デメリット
アブソルがキツすぎます。
リーリエ+ネストボールの構築にする必要があり、展開の際進化パーツが邪魔になる可能性がありました。
後に採用することとなったベトベトンと相性が悪かったです。

以上4種類の相方を検討した結果、手札を継続して補充できるシルヴァディGXのデメリットをメイが解消できるのではないか?と考えシルヴァディGXを選ぶことにしました。

■試作版デッキリスト(サーニーゴ)

デッキ構築の際意識したデッキが3デッキ
ゾロアーク系統
ミュウツー&ミュウ系統
レシラム&リザードン

試作版デッキリストがこちら

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後にharuさんが解説を書いてくれているので、意識していた点だけ簡単に解説します。

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