2020シーズンJ1個人昇格まとめてみた

こんにちは。咎メルです。
ここ何年かで下部カテゴリからJ1への移籍、通称「個人昇格」が増えてきました。今年は何人くらいが個人昇格を勝ち取ったのかまとめてみました。Jリーグやってねぇし。

ではまず今シーズンの個人昇格一覧です。

画像2

以上の35人が個人昇格を果たしました。
レンタルバック、レンタル延長、レンタルから完全移籍等は省いています。
2020シーズンの所属カテゴリを基にしています。なので磐田松本はJ2としています。
抜け漏れがあったらすいません。

では次にどのクラブが個人昇格選手を輩出したかの一覧です。


個人昇格チームJ2

J2 14チーム、J3 1チーム、JFL 1チームという構成になりました。
J2で個人昇格を輩出していないのは栃木、ジェフ、東京V、町田、愛媛、福岡、北九州、琉球の8チーム。比較的上位チームの選手が引き抜かれているなという感じがします。チームとして結果が出ている方がよく見えるし当然と言えば当然なのかも。あとレノファとJ3から昇格の群馬が健闘している。
東京Vについては夏やなんかにも抜かれているので今オフはたまたまなかったって感じなのか。理仁と潮音が抜かれたらいよいよヤバいぜ東京V。
3階級特進を果たしたいわきFCからの個人昇格は横浜FCに加入した熊川翔選手。柏ユース→流経大→いわき→横浜FCという流れ。なんでもユース時代の監督が横浜FCの下平監督だったとか。そこらへんがうまく働いたところもありそう。2階級特進は福島→湘南の堀田選手。選手名鑑みたら福島は湘南と提携しているらしい。国内チーム間の提携ってよくあるのかな。熊川選手は22歳。堀田選手は25歳とGKとしては比較的若い年齢でのステップアップなので将来を見据えての獲得という要素もありそう。

次はどのクラブが多く個人昇格で獲得したかです

獲得

 なんかわかる。エスパルスとレッズの表記がなんかおかしいけどどんまい。基本的にはJ1下位やお金がなさそうだぞってところが多く獲得している。資金的に上位のところはJ1下位や中位のところから獲得するからね。そんな中で意外なのは横浜Fマリノス。資金がないわけではないと思うけどなー。優勝したので現状のスカッドをあまり大きく動かさず、仮にACL敗退して出番が少なくなってもそこまで不満を表に出さそうな選手ってことでJ2から獲得したのかも。とは言え獲得した選手はわかってんなーって感じだしマリノスのスカウト陣は優秀。スカウトシステムもシティグループのメソッド使ってるんだっけか。

選手の平均年齢みてみましょう

平均

ポジションごとによる偏りはあんまりなさそう。GKがちょっと高いかなーという感じだけどGKは寿命が長いポジションなのでこんなもんかな。

年齢分布図作ってみました

分布

数字が年齢です。多いのが26歳と29歳。21歳以下は20歳の1名だけ。こうやってみると比較的年齢層が高いのがわかる。このことからおそらくJ2(とそれ以下のカテゴリ)からの補強は将来性的な補強より現チームの弱点を補うピンズド程な補強が多いのかなと思われる。獲得即レンタルのケースもあると思うんだけどちょっとそこまでは調べられなかったぜ。

とこんな感じでつらっと個人昇格まとめてみました。個人降格もまとめたので次回は個人降格についてです。

読んでくれてありがとうございました。

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