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【英雄王/敗北王の時代(編纂中)】

【建国王の時代】
王は魚人族を駆逐し王国の基礎を築き上げた。
新月の晩、魚人が儀式の為湾内の島に上陸する時を狙い水上の不利を覆した。以てこの地を平定。
岬の切り立つ崖より弧を描く湾は遠浅な砂州で天然の良港であり、また湾の中程の島は周囲の水深も深く豊かな漁場でもあった。
海洋国家ルリエの始まりである。

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【征服王の時代】
この時代、王国の版図は一気に拡大する。
岬に後の王城の礎となる砦が建造され、湾を囲むように層を成し都市外苑部は広がっていった。
造船技術に長けた王国は海上よりあらゆる場所への侵攻を始める。
沿岸部都市国家は次々に陥落、また河川を利用し内陸部の森人族や山人族の集落への侵攻と併吞がこの時期進んだ。
次第にルリエは多種族国家へと発展していく。

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【交易王の時代】
王国は内政安定期を迎える。
王は領内の統治に務め、種族毎に自治権を与え治めさせた。
また交易を大いに奨励し、東の大陸とも盛んに取引し莫大な富を得た。
この時期、船舶の大型化に伴い貿易港として島の開発が進む。

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【復興王の時代】
王国は数度の地震に見舞われる。島の近海が震源か。
王は良く民を助け、諸公との絆も磐石なものとなった。

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【碩学王/狂気王の時代】
莫大な富を背景に王は芸術、学問を奨励した。
王自身も絵画や新たな技術を試みる探求心溢れる人物であり、数々の名画や発明を残した。
だが晩年名状し難き絵を多数描き、特に島に妄執を抱いた絵が多く(頁が破損)

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【現王の時代(編纂中)】
実質ルリエは世界の中心となる。
この頃、種族を問わず各地で剣による立身を図る者達が現れる。
竜を屠る者や巨人を殺す知恵者たち、そして其れらを統括する為王国直轄のギルドが設立。(※以下要検閲/修正)その役割は密かに力や知恵有る者たちを選出し王の密勅を成す為の機構である。

王は言った「あの島は生きている。殺すのだ、“島”が目覚める前に」

【続く】

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