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過疎化とジンジャーエール ~前編~

こんにちは、僕です。
過疎化とジンジャーエールという題。
「は??」と思われたかもしれませんが、ちょっと聞いておくんなまし。
今日の話は「過疎化って結構怖いよ」ってお話なんです。

身近な過疎化

僕の通っている集落は、今急激な過疎化に直面しています。
二拠点生活の記事の冒頭でも書いた通り東京から大して離れていない場所なんですが(それにしちゃ田舎ですけど…)

そんな場所でも集落の人口が減ってきている。
通い始めて3年経ちますが、最近本当にその深刻さがわかってきました。

そもそも過疎化の定義なんですが、ウ〇キペディア調べですと下記の通りになります。

過疎とは、人口が急激かつ大幅に減少したため、地域社会の機能が低下し、住民が一定の生活水準を維持することが困難になった状態をいう語。

本当にこれに近い事が少しずつ集落に起きているんです。

子供がいなくなる

去年、集落から保育所が無くなりました。
厳密に言うとまだ無くなってはいないんですが、保育所の施設を行政が手放してしまい、有志の保育士さん達がすぐ近くの小学校に部屋を借りて移ることになったという事です。
でも保育園が無くなるのは時間の問題でしょう。
もう園には数人の児童しか残っていませんから。。。

次いで、今年に入ってから保育園が部屋を借りている小学校、その隣の中学校も小規模特認校に指定され(要は人数少ないから学区外からも来てOKにしたという事)適正規模審議にかけられているという事が発覚。
つまりは「無くなるかもよ」の状態になってしまったという事。。。

省かれるインフラ予算

教育機関が無くなる話と前後して、集落に通っていたバス会社が手を引くという話まで決まってしまいました。
バス会社には行政から年間数千万の補助が出ていたのにも関わらずです。
集落の人達は車を持っているので、今はまだ良いかもしれませんが数年後自分たちが免許を返納しなければいけない時期に来た時どうするのでしょうか。
有志で立ち上がった人たちは、行政からの補助金を受けながら、地元でバスを運行させようと企画しました。
すると行政から、「バス会社に出していた同額の補助金は出せない。」と通達を受けてしまいます。
そこからまだ目立った進捗が聞けていないのが現状です。。

未来が無い土地にはお金が来ない??

子供もいない、という事は若者もいない。50代だと若者扱いされるような土地にはインフラ予算は回らない。
結局、土地や地域の未来性というのは、行政もよく見ているんだなと思いました。こうなってくると負のスパイラルに陥るしかない状況ですよね。

若い人が地域から出ていく
→将来性が無い地域には行政からお金が出ない
→インフラ維持が高額になる
→新規の移住者がいなくなる
→将来性が無い土地になる
(以下ループ)

こんなイメージでしょうか。。僕の目にはこんな風に映りました。
このままでは過疎化は加速度を付けて進みます。
このままじゃ本当に取り返しがつかなくなると思っています。

そこで僕がやろうとしている事が「ジンジャーエール」
なぜか。。
それは後編でお話します!

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