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過疎化とジンジャーエール ~後編~

どうもこんにちは、僕です。
今回は前編に引き続き過疎化とジンジャーエールについての話をしていきたいと思います。
前編はコチラ↓

前編では、僕が通っている集落の過疎化について説明しました。
過疎化というのは負のスパイラルで、どんどん進行する物。思ったよりも怖い事なんだという事をお伝えしました。
また、少子化の現代ではどの地域でも起こりうるんじゃないかな…と僕は思っていますので、それを踏まえて続きを読んでいただければと思います!

過疎化の対策

過疎化の対策について、集落の人たちはどのような対策を取っているのか。
聞いている限り、特に特効薬となるような対策が打てていないのが現状です。
前編でも書いた通り、バス路線を自前で復活させようにも行政からの補助が減額されてしまっている限り、思うように動けないのだと思います。
また、知恵を出そうにも若い世代の20~40代の若者がほとんど外に出てしまっているので、バリバリと機動力の有る人間は殆どいません。
勿論、志を持って動いている素晴らしい若者がいます。ですが、人数があまりにも少なすぎて身動きが取れない。
外からの移住希望者はそこそこいるんですが、空き家物件を手放したくない家主がほとんどなので、入居者と提供者の需給バランスの乖離が激しく、結局ここも手詰まり状態です。

地域活性化の提案

いままで過疎化の問題点をあげつらってきましたが、そんな中で光が無いわけではありません。
特に僕の通う地域には他の田舎とは決定的に違うアドバンテージを含めて、アピールポイントが有ります。それは以下の3つ

都内からの1時間圏内の好立地。
畑が多く、野菜や果樹等の新鮮な農作物が豊富。
猪や鹿等の狩猟が行われているので、ジビエ肉が取れる。

他の田舎と明らかに違う部分は、都内からでも1時間有れば来られるという条件です。これはかなりの好立地と言えます。
他の二つはどの田舎も同じ様な特徴ではありますが、畑が多く新鮮野菜が豊富で、都市近郊の価格よりも安く買う事ができる事。
野生動物の駆除でも頭を抱えている地域なので、ジビエ肉も手に入れる事ができるという事かと思います。

ジンジャーエール推し

では、何故ジンジャーエールなのか。。
全然理屈になってはいないんですが、集落の直売所で売られていた生姜が、あまりにも立派で瑞々しい生姜だったので、一度自分でジンジャーエールに加工してみた事がきっかけでした。
美味しいジンジャーエールができた事で
「自分で生姜作りをしてみようかな~」
なんて思っていた矢先に集落の現状の噂がチラホラと耳に入ってきたんです。
立派な生姜が作れて、集落には何件かのカフェも有って、人も呼び込みやすい立地。。。
とりあえずジンジャーエール作って、集落の名前を冠した飲み物としてカフェで飲めるようにすれば、何か変わるかもしれない!
そう思った所から行動を開始したんです。

ジンジャーエールはあくまでもきっかけづくりとしての最初の一歩かもしれませんが、とりあえず「やらないよりやる」を掲げて、販売にこぎつけたいと思っています。
たかがジンジャーエールですが、僕には希望のジンジャーエールなんです。

その先の事

正直、僕は頭が悪いので、今はジンジャーエールを立ち上げる事にしか集中できていません。
この先に失敗も成功の様な事も待っているかもしれません。
しかし、本当のゴールは集落の活性化とファミリー層の呼込みだと思っています。

今の集落には、立地や土地の利点を生かした「コレ!」と言った特産品の様な物は一つも見当たりません。
風光明媚な観光地でもないので、言ってみれば「ただの田舎」なんです。
特産品を作ったりして、少しでも活性化すれば、雇用も生まれるかもしれないし、住民の意識も変わってくると思います。
僕はそれを期待して挑戦しています。

また、ここで良い進捗状況を皆さんにご報告できるように進んでいきたいと思います。

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