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俺の両目はチャールズ皇太子をしかと捉えた#DAY59

イギリスのチャールズ皇太子がカリブ諸国を外遊している。この地域の英連邦王国の国を周っているのだ。

チャールズ皇太子といえば、あのダイアナ妃の夫であった人で、イギリス王室の王位継承権第1位に位置している次期国王である人物。

現在の女王エリザベス2世がもう65年以上在位してて現在92歳なんで、皇太子と言ってもチャールズさんは70歳なんだけど。

それで、ぼくはローカルニュースもちょくちょくチェックしてるんで、チャールズ皇太子が来ることは知ってた。けど、ぼくは式典に呼ばれてるわけじゃないし、仕事があるし、どうせお目にかかるチャンスなんてないんだろうなと思ってた。

警備も厳重だろうしね。

そんなわけで、チャールズ皇太子が来ることなんてすっかり忘れてた。仕事も普通にあったし。

仕事終わりに、今日はやけに渋滞してるな、また事故かなと思いながら歩いてると、向こうからにこにこしながら台湾人ご一行がやって来るのが見えた。

なにかと思うと、チャールズ皇太子を見に行ってきたんだよ、君もこれから行くの?と言うじゃないか。

あ、式典ってマーケット横のこじんまりしたところでやってたのかとびっくりした。おしいことをした。そんなに近いところでやってたんだったら十分見に行けたなあ。

- 今から植物園に向かうらしいよ、普段なら5ドル入場料かかるけど今日は皇太子が来てるから無料なんだよ、行くべき!だって日本の皇太子だって気軽るに会えないでしょ?

なんておっしゃる。ごもっともだ。ただ、そこまで興味はないんだよなぁ。植物園もここから歩けば20~30分はかかるし。暑いし。

まあもういいか、マーケットで買い物して帰ろうと思って向かったらやたら人だかりがあることに気づいた。クルーズ船は来てないのに白人の数も多い気がする。

式典終わったんだったら寄り道せずにさっさと帰ってくれよーと思ってたら、プリンス!プリンス!という声が聞こえる。

え、こんな感じで地元民と交流してるの?マジで?

と思いつつ、人混みの中を無理なく華麗にかき分けていくと、いた!

ネットで見たことある顔!本物だ!(写真は後ろ姿しか撮れなかったけど…)

すごい!セキュリティがばがば。こんな感じで外遊してるんだ。びっくりした。

結構先のストリートまで出待ちの人たちがいて、すごい人気なんだなぁ、プリンスってすごいなぁと思っていた。

いやぁ、でもほんと普通のおじいちゃん。

場所が場所だったからか、オーラなんて全然なかった。

村上龍がエッセイでオーラはその人が纏っているものでなくて個々人が勝手に感じるもので、そんな非科学的なものは存在しない的な身も蓋もないことを書いていたけど、そうかもしれない。

とにかく、これでイギリスの王族にお目にかかれたわけで、貴重な経験であることは間違いないと思う。

日本の皇族だって、ぼく阪神淡路大震災の時に、今の天皇と皇太子を見たきりだもの。(ほんとは皇太子は別の機会で1度お会いして少し会話もした)

ロイヤルファミリー2か国目クリア!

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