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第5回 転職ノススメ「仕事の1割は自分のために」

今回は「仕事の1割は自分のため」ちゅう話させてもらうわ。転職を前提としたキャリアを考える上で、これ、むっちゃ大事やから。

どうゆうことかゆうとな、仕事って、「お客さんのため」とか、「組織のため」「取引先のため」「会社のため」「社会のため」とかそういう思いがないと中々頑張りきれへんところあるやんか。いや、そうゆうのがあると、ええ仕事が出来るって言い換えてもええかもしれへんけど。

もちろん仕事なんて見合う給料貰えへんかったら出来ひんやん。やりがいとか、社会のためとかちゅう言葉で給料減らされたらかなわん。

しやから、かっちり仕事に見合う報酬は貰うべきやし、そこはもう10割自分のためゆうてもええ。

でやな、自分が満足できるような仕事内容と報酬が与えられるとするで。普通は、もうむっちゃ頑張って、その見返りの報酬(金や地位、権限)貰って満足するやんか。

ここに落とし穴があんねや。

いや、大事やねんで。目の前の仕事に夢中で取り組むみたいなの。社会人として普通一番時間も体力も精神力も投入するのが仕事なんやから、そこ全力で打ち込みたい。そんで、きっちり対価貰えたら、ゆうことなし!ってなりそうやん。なるやろ?

でもな、正味な話、会社ってどうなるか分からへんやん。ちょっとしたことで会社や所属組織や自分の立場なんて変わってまう。そこに依存しすぎるのは、危険極まりないんや。

しやから「1割は自分のため」っちゅう、感覚を持っておくとええ、ちゅうか持たなアカンねんや。「自分の給料のため」とかちゃうで。「自分のため」。もっとゆうたら「自分のキャリア(転職)のため」っていうのを意識するゆうことやんな。

具体的にゆうたらな、

「この仕事は、レジュメ上どう書ける(表現できる)のか」
「面接のとき、この仕事はどう説明できるのか」
「自分の実績(経験)や能力を説明するとき、この仕事の実績、経験をどう使えるか」

そういう観点で、自分の仕事を眺めておくっちゅうことやで。

プロフェッショナルファームに勤めとったりして、もし任命されるプロジェクトに選択の余地があるんやったら、
「このプロジェクト(アサイン)を受けるのは、転職に有利になるか、ならへんのか」
で、プロジェクトを引き受けるかどうかを決めるちゅうことも、考えなあかん。

「仕事に全然、選択の余地なんてあるかい!」
ってやつもおるやんな。自分のせいやないで、それ環境のせいやんな。むしろ選べることの方が少ないやろ、現実的に。

でもな、日々の仕事するときも
「この仕事は、レジュメ上どう書ける(表現できる)のか」
「面接のとき、この仕事はどう説明できるのか」
「自分の実績(経験)や能力を説明するとき、この仕事の実績、経験をどう使えるか」

この観点やねん。逆にゆうたらな、この3つのために「仕事のやり方を工夫する」みたいなことがむっちゃ大事や。

ウソはアカンし、実際、経験しとかんと分からへんこと多いやんか。となりのやつがやってたの自分の手柄みたいに話すやつおるけど、ちょっとツッコんだら、すぐに底がしれてまうやろ。迫力でないんや。やったことないことの話って。

上手く行ったことも、行かなかったこと(で、そっから学んだこと)も、体験したからこそド迫力で話せるんや。その迫力、リアリティが短い面談のときには特に評価につながるんやで。

面接の評価って、レジュメと面談だけやんか。能力なんて、ホンマとのところよく分からんやろ。しやから、「書ける実績」と「そのストーリー」がむっちゃ大事やねん。あとから振り返って「どうかこうかなー」やと遅い日々の仕事やってるときに、そこまで考えて、仕事やアプローチを変えてみるのが必勝の道や!

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