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東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 運命

2023/5/14(日) やっと「東京リベンジャーズ2」を観ることができた。最初の「東リベ」はアマプラで視聴したので待望の劇場体験だ。

アマプラで観る前、予備知識はゼロだったから「クロウズ」や「ガチバン」などのイケメン・ヤンキー映画の系譜かな?とぼんやり思っていたので、「東京リベンジャーズ」は、かつて(弱めの)不良だった主人公がタイムリープの能力に目覚め、かつての恋人の命を救うために諦めずタイムリープに繰り返し挑み続けるSFとアクションが混在するストーリーと知り、楽しみに劇場に向かった。

山田裕貴、ここでもドラケン役を見事に体現していた。同様に、吉沢亮、北村匠海も素晴らしく、この3人は群を抜いて血肉が通った演技と格闘しているのが手に取るように分かった。集会のマイキーの表情も印象的だし、短いながらドラケンsv半間の一触即発感、ヒリヒリして続編への期待もたかまっったし、役者陣の演技、皆さん素晴らしかった。

ただ、これから!ってタイミングで終わってしまったのが残念。前後編、2部に分かれるから仕方ないかもしれないが。エンドロールの後に短い場面をくっつけるなら、やや強引にでも今のラストに最後の場面をくっつけてからエンドロールにいく方が「ブツ切り感」は緩和されたかもしれません。後編とあわせて一気に観る方が作品的には格段に満足度があがると思う。回転率は落ちても、前後編あわせたコンプリート上映を希望します。しかしながら、6月30日の後編を楽しみに待っています。

いいちゃんが、、、

映画を観終えたところに母からの電話。…悪い予感がした。
「正啓ね?・・・いいちゃんがね・・・」
つとめて普通に話をしようとする声色で分かった…悪い予感は的中した。母の兄、猪徳おじさんの訃報だった。電話を切ったあと、自分が空洞になったような気がした。あてもなく歩き続けた、、何時間も独りで歩き続けた。途中、以前来たことのある「来来来」という小さな食堂で皿うどんを食べた。カウンターの爺さんは懸命に料理している。87歳だった猪徳おじさんと年が近いお爺さんは、湯気の向こう側で料理に集中している。胸が熱くなった。皿うどん、相変わらずの旨さだ。僕はまた、歩き続けた。いいちゃんとの想い出を思い出しながら。

最後に会った時の猪徳おじさん

大好きな猪徳伯父さんが
今朝、10:40
天命を全うした

伯父さんのことは小さい頃から
ずっと、いいちゃんと呼んでいた

「マーボゥ、いいちゃん押忍!は?」
「いいちゃん、押忍!」
と元気に言うと、いつも
鉄腕アトムのシールが入った
マーブルチョコレートをくれた
いいちゃん

誰に対しても同じ態度で接していた
正直者のいいちゃん

ずっと、ずっと
柔道🥋を続けたいいちゃん
学生たちを自宅に住まわせ
世話をしながら柔道界に
送り出していたいいちゃん

活躍する教え子たちをいつも
遠くから見つめていたいいちゃん

要領よく生きるのが
苦手だったいいちゃん

頭にきたときは
怒るんじゃなくて
悲しそうな顔をしていた
いいちゃん

いつも笑っていた
いいちゃん

そんないいちゃんが
大好きでした😭

いいちゃん、今まで
本当にありがとう😭

いいちゃん、押忍🥋

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