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ノー勉☆バイリンガル東大生を育んだ教育方針


幼児期にどんな教育方針だったか。

重視したのは、
早期学習でも英語教育でもありません。

東京大学を目指すなど、
高校生になるまで想像すらしていませんでした。

まず出生後に息子がNICUに入った時点から、
健康が当たり前ではないと痛感していました。


子の平穏無事を願えども、
この先何があるかはわからないのが世の常。

『楽しい人生を送ってもらおう』
をモットーに教育方針を決めました。

幼い頃から一番大切にしてきたのは
《情操教育》です。

豊かな心が育まれれば幸せになると信じ、
美しい物、楽しい物、面白い物、不思議な物など
この世のたくさんを紹介してきました。
新しい場所へ連れて行き、好奇心を誘発させる
主体性を尊重し、色々やらせてみるなど
我々親も一緒に楽しみました


《愛情表現》
触れる、見る、話しかける、感性を大切に

いつも抱っこをしていたので
「抱き癖がつくよ」とよく言われました。 
それどころか、
触れ合う時間が多くて満たされていたせいか、
自分から抱っこをせがむことも余程なく、
離れていくのも早かった様に感じました。

《道徳》
生きていくには必ず人と関わります。
コミュニティができれば、それは「社会」。
幼くても秩序の大切さ
身に付けておく必要があります。

でもそれは堅苦しいものでもなく
抑制するものでもありません。

幼くてもこの世の立派な一員として
少しずつ出来ることから教えるのが
保護者である大人の務めです。

「三つ子の魂百まで」
What is learned in the cradle is carried to the grave. (ゆりかごで習ったことは墓場まで)

とはよく言ったもので、
子供の頃の教育や環境が
その後の未来を位置付ける要因にもなります。

巷でモラルに反した事件や犯罪など、
幼少期から倫理観を正せておけば
防げたのではないかと残念な気持ちになります。

いくら勉学が優秀でも、
善悪をわきまえる事が出来ないまま大人になると
どうなるでしょうか。
間違っても悪賢い狂気の天才が育まれる様な
教育過熱だけは避けたいものです。

子どもを幸せにしたいならば
まず勉強ではなく人格形成に焦点を。


愛情を伝えて心の絆を作り、道徳心を養えば
後の成長に良い影響をもたらします。
非認知能力も高まり、
あらゆる能力の向上に繋がるといわれます。

実際、ノー勉バイリンガル
長く塾に通わず中学受験
高3から東京大学目指して現役合格。

苦労せず順調に進んだこの流れには、
上記の教育方針が根底にあり土台になりました。
勿論やり方もありますが、
勉学などは後から付随してきた様なものです。

The most important human endeavor is the striving for morality in our actions. Our inner balance and even our very existence depend on it. Only morality in our actions can give beauty and dignity to life.
Albert Einstein

Einstein’s letter

人間にとって最も大切な努力は、
自分の中に道徳を追求していくことです。
私たちの内面的なバランス、
そして、存在そのものが、
そのことにかかっています。
行動に現れる道徳だけが、
人生に美と品位をもたらします。

アインシュタイン150の言葉

人生に美と品位…
世界中にもたらされる事を祈ります。

道徳を追求する気持ちがもっと広がれば
安寧がもたらされる筈です。

そして
《子供は未来の大人》であるということ。

これからこの世に続々と
素敵なメンバーが育まれることを願って。。。


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