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はじめまして。自己紹介です。

私は、出産後に仕事を辞めました。

子供のために仕事をやめよう、と思ったのではなく、私が子供の毎日を見ていたいから、やめました。

家族の状況の変化がきっかけにあった退職とはいえ、それに対応できる会社の制度は整っていたし、保育園の内定まで決まっていました。目標の業務があったし、仕事は好きでした。それでも、子供のそばにいられる道を選びました。


妊娠中、パソコンに向かい椅子に座っている姿勢がどうにも辛く、
「次に上司のタイミングが合った時、退職を申し出よう。」
と、何度も椅子を立ちあがりそうになりました。

そんな時、自分のデスクの袖机に思いを馳せたら、
「あぁ、私は、この引き出しの中のものを捨てるなんて、到底できないや。」そう思ったのです。
そこにびっしり詰まっていたのは、1度調べたことは2度調べずに済むように、走り書いたメモとともにファイリングした書類の束でした。

「そしてこの書類たちは、一年の育休明けの私の業務の道しるべなのだから。」

守らなくてはならない私の体、というものとはあまりにもかけ離れているほどに、社内は雑然としていましたが、
無事産休まで勤め上げ、私は出産しました。

そんな私が、産後数カ月、唐突にそしてアッサリと退職を願い出たのです。
決断したなら一日も早くという思いでした。

最後のあいさつの日、帰りがけに私は、
「この袖机の書類は、全部捨てちゃってください。」と言いました。
引継ぎの方のもとへ行き、念のため、
「こんな汚いものでも役に立つことがあれば、」と言ってみたら、
嬉しそうに笑ってくれ、なんだか報われた気持ちがしたのを思い出します。


そんな私の次なる想いは子育て。

デジタル化、効率化、なんて言いながら、3年もあれば業務がガラッと変わっていくような世界を体感してきました。

それが、どうだろう。

母親学級に行くと、「わらべうた」を歌っている。
衝撃でした。
「わらべうたなんて、私のおばあちゃんが赤ちゃんの時から歌っていそうなものじゃない!」

私の体は、誰に教わったわけでもないのに、10カ月の妊娠期間を経て、「赤ちゃん」を育み産み出しました。
出産してしばらくすると、私の体は母乳を出し、子どもを育ててくれました。誰に教わったわけでも、ないのに。

どんなに社会が進歩しても、人間が生まれ、育つ過程は変わらないのかもしれないという、新しくて深い想い。
まだまだ新前ママ1年生、母である私にできることって、なんだろうと模索する日々。

「息子がもし、保育園に行っていたら、規則正しいお昼寝、栄養バランスのとれた給食に毎日のお散歩、お友達との時間がある。子供からこれらの機会を取り上げてしまう代わりが私一人に務まるのか。もしも一日保育園体験に子供が行ったとき、ママのほうが良いと、言ってもらえるママであろう、そう思ってもらえる毎日にしよう。」それが私の、現在の日常生活を送る上での出発点とも言える決心です。


かっこいいことを書きましたが、このnoteは、ゆっくり少しずつ、そんな毎日を作っていく助けになればという気持ちでスタートしました。

~心の声の赴くままにしていたら 育児が楽しくなってきた~
ママである自分の、私の気持ちの赴くところに答えがあるのかもしれないという、不思議な自然な心地よさ。この感覚を、大切にしたい。

いろんなものを、手作りしたいなぁ。


まとまらないnoteなのですが、続けていることで間違いなく私の笑顔になっている、そう感じています。
そしてnoteにはみなさんの心が描かれている、そう感じます。
心って、何よりもその人を形づくるものだとも感じます。
心を見せ合って、仲良くなるような感覚。すごく、素敵!
日常の様々なことを発信しながら、みなさんの記事も読ませていただき、有意義なものにしていきたいです。

最後まで読んでいただき、どうもありがとうございました。

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