見出し画像

新番組『GraveTalk/グレイブトーク』がはじまります。

2月末に東京でイベントを行った際、それとは別にあった細々とした目的の中に、Tocinmashが配信しているポッドキャスト番組『墓場のラジオ』のゲスト収録を行う、というものがあった。

結果として、今回は4名の方にご協力いただき、編集も3名分完了して、内2名の方からは音源確認もいただき、なんなら今日の朝(3/23 9:02)iTunesの審査も通って全ての配信準備が完了したので、ぜひお聴きいただきたいのだが、『墓場のラジオ』では配信しないことになった。
つまりは新番組『GraveTalk/グレイブトーク』がはじまります。

番組内容自体は、基本的に少し真面目な雰囲気で、僕と誰かが様々なことについてトークセッションをするという内容だ。なのでカテゴリも「コメディ」ではなく「社会/文化」になった。そしてこの立ち上げのタイミングでこうしてnoteもしているので、せっかくなので今回、新しく始めたこの『GraveTalk』について、色々と明け透けに公開してみようかなと思う。

※そういうのに興味ある人(ポッドキャストに関心のある人)以外には、きっとそんなに面白くないものになるはずなので、ぜひ他の有意義なものにあなたの大切な時間を使って欲しいと切に願う。

GraveTalk/グレイブトーク

- 番組名について

じつは収録の時点でゲストの方にも「きっとこういう名前の番組になります」と言っていた程に明確に閃いていた候補名があって、それが『ひとり墓場』というものだった。が、それをこのnoteの読みものコンテンツへ不意に譲渡してしまったことから、この番組立ち上げの迷走が始まる。なので今回の投稿は、言ってしまえば「その紆余曲折を聞いてね」というものになると思う。

「Grave」とは直訳で「墓」だ。Tocinmash は、夢半ばに一度は死んだ者たちが色々と諦めきれず墓場から蘇っている集団(という設定)なので、2017年以降に始まったコンテンツには、すべからく「死」のニュアンスを散りばめている。その延長で今回もそのまま「墓場で立ち話」してるという意味なのだけど、そしたら英語を話せる友人に、「あんまり日常会話では使わないけど『真面目に〜』とか『真剣な〜』とか『厳かに〜』みたいなニュアンスでも使うよ」と助言いただき、気持ちいい後付けも乗っかって、『GraveTalk』に決定した。

経験上、「気持ちいい後付け」がすぐに湧いたものというのは、それ以降もポツポツとそういう「気持ちのいい後付け」が続くので、僕自身、今後もこの「気持ちのいい後付け」に目が離せない。し、今後「気持ちのいい後付け」がもし思いついた方は、ぜひTwitterででもご一報いただきたい。

- アートワークについて

先述の通り、当初は『墓場のラジオ』の中でのゲスト回となることを想定していたのだが、新番組とすることにしてからも「墓場のラジオのスピンオフ」としての位置付けにするつもりで当初いて(紆余曲折-初期)、墓場を連想されるようなアートワークを色々と作ったりしていた。例えばこういうものとか。

小さくてわからないが、真ん中のお墓には「死不谷」と彫ってあったりもするのだが、色々と編集が進む上で内容とアートワークに剝離を覚え「スピンオフとか、そういうものでも、そもそもないかも」と、いまのアートワークになった。
*さらにはロゴ違いや色違いなど、最終決定の前に、少しだけバリエーションがあったので、せっかくなのでここに一部を並べて、成仏させていただく。

こうして並べると「自分好き感」が際立ってしまいとても嫌だ。
自分のことは好きでいるべきだとは思うが、ここで言う「自分好き感」とはそういうのとは意味が違う。右下のとかどこから見てもアーティスト気取りだ。TUTAYAとかでマキシシングル全盛の頃の棚を探せば、こんなのが複数枚見つかりそうだ。僕は音を奏でる一切を演奏できないのに、ピアノくらいはサラッと弾けそうに見える(あ それ自体は憧れる)。
そういえば一緒にラジオをしている友人は、自身の結婚式で(確かコブクロの曲を)サプライズでピアノの弾き語りをした。幼少期からピアノを習っていた彼の演奏は、歌はともかくとても上手だったが、その後数年して離婚してしまった。「結婚だって離婚だって、どちらも目的は幸せになるためにすることじゃないですか」とはドラマ『最高の離婚』にて、瑛太さん扮する濱崎 光生が放った言葉だ。濱崎 光生と同様、彼の結婚生活も上手くいかなかった。が、このドラマは非常に面白かった。

ともかく番組内容的に、僕自身(というかTocinmash 死不谷 優)がアイコニックなものが一番自然だったため、やむなくこのようなものになった。これについてはまた書くかもしれないが、最近「等身大」というワードが僕の中でテーマの一つになっている。
*ちなみにこの写真は2月末に行った東京でのイベントのもので、リスナーさんから送っていただいたものだ。そういえば月刊トッキンマッシュのアートワークもそうなので、僕らのアートワークの半分はリスナーさんが作ってくれている。

- 番組構成について

そして急遽独立した番組となったので、番組構成を一から作る必要に迫られた。個人的にはこの作業がいちばん楽しかったりもするのだが、あれこれ考えては少し置いて、これで行こうと決めては踏みとどまったりして、すごいバリエーションがここでも生まれてしまった(紆余曲折-中期)。このまま時間をかければかけるほどにドツボにハマる雰囲気を自分に察したので、大きく舵を取り、ここはいい意味で妥協して素直に影響を受けてしまうことにして、YouTubeや海外のポッドキャスト番組などで、対談形式の番組手法をたくさん聴き漁りテンプレートを踏襲することにした。

そんな中で大きく影響を受けているのが『木村拓哉のFLOW』だ。この番組は前身(SMAPの頃)では木村拓哉さんの一人しゃべりだったものから、リニューアルして木村拓哉さんと、毎回ご自身が人選するゲストの方との対談形式となったという経緯があって、前の番組以上に僕の中でとても好評だったラジオ番組だ。

ちなみに木村拓哉さんをテレビや映画での「キムタク」としてしか知らない人は、一度お聴きいただくと「あ、こういうしゃべり方もするんだ」程度には木村拓哉さんのことを知れてきっと興味深いと思う。
何はともあれ周りにたくさんの人がいる人というのは、総じてその人自身に強烈な魅力がある。それはもちろんいろんな側面においてだが、ラジオは何よりそんなたくさんの側面を持つ人を最も素直に可視化できるツールであると、個人的に思っていて、それはテレビで観る「キムタク」も例外じゃないように思う。

- 番組BGMについて

少し前にラジオの中でも話したが、最近仕事中や様々なシーンで、BGMにと、YouTubeでにわかに人気になっている「lofi hip hop radio」を多用している。基本何かの作業中はいつも聴いている。

この「lofi hip hop radio」自体については割愛させていただくが、最近よくこのチャンネルを聴いている影響で、『GraveTalk』は、自分の中での新しい試みとして、耳障りのいい「音楽」をベースとしたポッドキャスト番組にしよう、と決めた。出演いただくゲスト毎に音楽も変えていく予定だ。やったことないことをやってみたい、というスタンスは僕の基本でもある。

と言いながらもDTM素人の僕なのでそう簡単ではなく、かといって番組の肝となる部分なので、すごくそこは妥協したくなくて(紆余曲折-後期)、なのでこれについては早々に素直にサンプリングミュージックを物色したりした。そんな番組BGMの「色」として、強く影響を受けたのが、映画『容疑者 室井慎次』の中で流れるとある曲だ。

この映画では、容疑者となった室井慎次を、執拗に攻め立てるとても嫌な弁護士が出てくるのだが、その弁護士が登場するシーンとセットで必ず流れる曲があって、その曲がまさにそうなのだが、その曲というのが、絶妙に違和感と不快感のある電子音と、これまた絶妙な不協和音(?)などで構成されていて、強烈に僕の中で耳に残るものになっている。
その曲自体は結構探したがネット上では見つけられなかったが、とにかくその曲が持っている(と勝手に思う)「少し耳障りで、ともすれば不愉快にも感じる」ものを目指したし、強くイメージして番組のBGMは出来上がっている。

- 発想起点について

最後に、このような番組を立ち上げるに至った経緯について。じつは明確にあって、それが『墓場のラジオ Season.1』終了と同時にみなさんに回答いただいたアンケートにあった。

その中身自体は近日公開予定(すごい遅れていて申し訳ないしかない)の『墓場のラジオ Season.1』音源販売サイトの特典として盛り込む予定なのだけど、いろんなお声をいただいた中に「死不ちゃんと全く違う誰かの対談を聴きたい」というのがあった。これが示し合わせたように意外と多く、じゃあ『墓場のラジオ』内のゲスト収録を増やそうか、程度に思って実際収録してみたら、思っていたより内容と容量が大きくなりすぎて、このような形になった、というわけなのだ。

さらには僕自身、13年間ラジオを作ってきたけれど、どの番組でも聴き役として相槌をうってくれる人が常にいてくれてしまったおかげで「誰かの話を聞く」というのにすごく苦手意識があった。だからこそしてみたくなった。やったことないことはきっと大変だけど、大変なことは「大きく変われる」ことでもある。

で、この際なのでいい機会に言うと、「その練習をしたいな」と思いたち「だったらその役はリスナーさんがいいな」ということで企画したのが『墓場の座談怪イベント』だ。

このイベントでは、談義音源をそのままお持ち帰りいただけて、自由にご自身のSNSなどで流しても構わないという、『GraveTalk』の卵のようなものになっている(と勝手に思っている)のには、このような経緯が僕の中であったからだ。

東京開催は終了したが、岡山での開催は4月20日(土)まだ席もあるので、暇してるよという方は、ぜひ参加してほしい。また番組内でもちゃんとアナウンスするけれど、岡山開催では「Q&Aトーク」や、そのほか終わった後の懇親会的なものも設ける予定なので、1回目開催時よりもボリュームがアップしています。

なんか色々と脱線してしまった気がする。他にももっと公開できるものがあったような。そして肝心の新番組への訴求が薄いような気がするので、最後に言いたかったことをきちんと告げて終わりにする。

良ければ『GraveTalk』を、新規購読ください。
続々と出演いただくゲストの方を、ぜひお楽しみに。

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?気軽にクリエイターを支援できます。

note.user.nickname || note.user.urlname

お読みいただきありがとうございます。 ギターケースをひらいた気分で書いてます。

2h以内にあなたに小さな幸せが訪れるでしょう
18
Tocinmash - https://tocinmash.com にて、主にポッドキャスト番組を製作・配信しています。