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鳥獣戯画ワッペンとの出会いは突然に

こんにちは。

久我山の雑貨屋さん「Supermama mit tobuhi」で働く、スタッフの河野です。

お久しぶりの更新となってしまいました…!
継続的に更新できるよう、店主共々がんばります…!


さて今日は先日店主と話したことを書いてみたいと思います。

お店の裏側はまったりと

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▼店内はゆったりとした空気が流れています

ある日の夜、お店で店主とミーティングをしているときに、ふと私が、「鳥獣戯画が好きなんですよね」という話をしました。

鳥獣戯画は平安時代に描かれた絵巻物で、内容は当時の世の中の様子を
擬人化させた動物などを用いてユーモラスに描いています。
うさぎやかえるが登場するシーンなどが有名ですね。

(動物たちの愛嬌のある顔、躍動感、世相を皮肉ったり微笑ましく表現したり、そんな人間らしさも好きなポイントです。)




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栂尾山 高山寺


そんな愛を語っていると、店主から一言
「うちでお取り扱いしている刺繍屋さん、鳥獣戯画のワッペンも作ってるよ。」

大変びっくりした私は、すぐにワッペンを購入したのですが、その刺繍屋さんがすごかったんです。


こだわりの刺繍を、身につけるだけでうれしい気持ち

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このワッペンを作っているのは、京都・亀岡を拠点とする刺繍工場の株式会社ドゥオモ。1984年設立で、アパレルの刺繍や刺繍雑貨の制作を30年以上手掛ける企業です。

2007年に、新しい文化継承のかたち・刺繍の可能性を考える「京都発、東京経由~世界行き。」の刺繍ブランド「京東都」を立ち上げたそう。
(鳥獣戯画だけでなく、洛中洛外図などの歴史的作品や和菓子、寿司といった身近な日本文化までモチーフはさまざまです)


店主から聞いた話ですが…
刺繍自体は機械がやってくれるのですが、
機械が「どこに針を刺して、どう針を送って、刺繍を進めていくのか」
は職人(デザイナー)の方が一つひとつ考えていくのだそう。

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パソコンのソフトウェアで、この部分はこの色というように指定をすれば
機械が自動で刺繍してくれるんだろう、くらいに思っていた私はびっくり。

さらに、色や質感を理想に近づけるために糸を選んだり、掛けかえたり…
手作業の部分もたくさんあるとのこと。

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もちろん機械で、ずどどどっと刺繍を
進めていくシーンもあり、その勢いは圧巻です。

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時間をかけ、職人さんの手でつくられたワッペンは
非常に愛らしく、身につけるだけでうれしいものとなりました。


出会いは突然に

まったりとした会話から、こんなに自分を満たしてくれるものとの出会いがあるとは予想外の今回の出来事。

ぜひみなさんもふらっとお店に立ち寄ってお好きな話をしていってくださいね。思いがけないうれしい出会いがあるかもしれません。

Instagram :supermamamittobuhi



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