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美味しいネパールに行ってきました①~ダルバート編~

はろ~ナマステ~🙏
みなさんはじめまして~。ももです!

2か月くらい前、ネパールから帰国してきました。
ネパールとは、インドと中国に挟まれた、ヒマラヤ山脈の麓にある国。
優しくて笑顔が素敵な人がたくさんいて、一度出会えばみんな家族になっちゃう素敵な国、それがネパールです。

さてさて、ネパールにはボランティアの先生として3か月間滞在していたのですが、そんな毎日に欠かせないものと言ったら、やっぱり食べ物!
なんとネパールでは毎日毎食、おんなじ料理が食べられているんです!

その名も、ダルバート!
今回は私がネパールで食べたダルバートを5つ、紹介していきたいと思います~!

①ネパールの首都カトマンズ郡でいただいた家庭ダルバート

こちらのダルバートはネパールの首都であるカトマンズ郡で、仲良しの先生のお家でいただいたダルバート。

ダルバートの基本スタイルは、ダル(dal)=お豆のスープ(写真右下)、バート(bhat)=お米のセット。
付け合わせでサク(ほうれん草の炒め物)やアチャール(ご飯にかかってる緑のペースト)、タルカリ(マッシュルームやカリフラワー、ポテトなどをカレースパイスで味付けした炒め物)やお肉(チキンやマトンをスパイスと絡めて炒めたもの)がおんなじプレートに盛り付けられています!

スパイスと聞いて辛そう!と思いますよね。
基本的にネパール料理は辛めの味付けです。
特にアチャールは唐辛子やその他のスパイスをすり潰したペーストなので、辛いです!
私は辛い物が苦手なので、いつも食事の時は辛さ控えめで、とか辛いものだけ除いてもらうようにしていました~

食べ方は、人それぞれ自由!私のおすすめな食べ方はぜんぶ混ぜちゃう!
ご飯の盛りが毎回すごいので、食べきるためにとにかく味変に努めました。(笑)
ネパール人たちは基本手で食べます。私も手でトライしてみたら、美味しさが2~3倍増したので、皆さんも是非!(笑)
ネパール人たちに喜ばれますよ~(笑)

ちなみにネパールはヒンドゥー教徒が人口の8割を占めるので牛肉を食べることは禁じられています。
ヒンドゥー教では牛はシヴァ神の乗り物なので、神聖な動物として扱われているんです。

②田舎の結婚式でいただいたベジタリアンダルバート with ろうそく

お次のダルバートはラムジュンという、都心部から7時間ほどバスに乗った田舎町でごちそうになったダルバート🕯

このご家庭のダルバートはベジタリアンダルバートで、味が少し薄めでした~
ターメリック風味のポテトの炒め物(黄色のやつ)と、ピリ辛な大根の炒め物(茶色いやつ)。
ご飯にはほうれん草のアチャールとダルがかかっていました。

ダルバートは家庭料理なので、地域や民族、所得層によってスタイルに変化があります。
いろんなおうちにお邪魔して、いろんな家庭のダルバートを楽しむのもなかなか良いですよ(#^^#)
お邪魔する際にはナマステ(基本的な万能挨拶)、ダンニャバード(ありがとう)を忘れずに!(^^)!

ちなみにこの時、停電してろうそくで明かりを灯しています。
ネパールの田舎町はしょっちゅう停電します(笑)

③カトマンズタメル地区でいただいたファンシーダルバート

続いてのダルバートは、私史上一番美しいダルバートです。
カトマンズ郡タメル地区のちょっと裏道にある、Yala Cafe。
ダルバートが500円近くで食べられちゃいます!
そしてお肉以外お変わり自由です!

このダルバートはタカリ族という民族のスタイルで、パパド(三角帽子のようなせんべい)が特徴です。
タカリ族のダルバートは美味しいと、ネパール人界隈でも人気なんですよ~

手前はバターチキンカレー。トマトの風味がチキンに浸み込んでいて、甘みがちょうどよい、美味しい一品でした。

その隣のカップには野菜カレー。キノコやニンジン、カリフラワーなどの野菜が入っていて、辛さ控えめの美味しいカレーでした。
おかわり3回もしました。(笑)

このカフェは安くて美味しく、お店の雰囲気もとっても素敵なので、ネパール行ったらぜひ!

④ダディン郡の田舎町でいただいたマトンダルバート

お次はカトマンズ郡のおとなり、ダディン群のバセリというヒマラヤ連邦マナスル山の麓にある村のダルバート。
この村には、カトマンズ群からバスで7時間かけてたどり着きました🚌
この村には1か月近く滞在して、毎日片道1時間の山道を歩いて学校に通いました。
だからこんなにご飯がモリモリなんですね~!(毎回食トレの気分でした…笑)

手前にあるカップにはお肉。田舎ではマトン(ヤギ肉)が主流です。
お肉は高級食材で、1か月に2回しか食べず、毎回、村の仲間たちと一頭のヤギを仲良く山分けしています。
この日は私がこの村に来た初日ということで、お肉をごちそうしてくださいました(人''▽`)
奥にあるスープはダルというお豆のスープ。その横の緑のがサクという、ほうれん草の炒め物です!
このサクはだいぶ塩辛かったです~

⑤カトマンズでいただいたココナッツダルバート

最後はカトマンズ郡にある、生徒さんのお家にお邪魔した時のダルバートです。
お分かりかと思うのですが、このお米は少し変わった調理がほどこされています。なんとココナッツと一緒に炊かれているんです!
だからほんのり甘くて美味しい!
手前にあるのはオーガニックヨーグルト。
このヨーグルトとチキンとご飯を混ぜて食べると…もう…たまらんです…

どうでしたか?
ネパールの代表的家庭料理ダルバート。
美味しそうですよね〜☺️
家庭ごとにスタイルが少しずつ違うところがなかなか開拓しがいがあります。

ネパールに行った際は、ぜひ一度は家庭のダルバートを食べてみてください!
都内にもおいしいダルバート屋さんがたくさんあるそうなので、コロナが落ち着いたら開拓してみようと思います!

あぁ、めちゃくちゃダルバートが食べたくなっちゃいました~!
次回はダルバート以外のネパール料理を紹介していこうかなと思います。

それでは、ダンニャバ~ド!

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