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言葉と責任。

はじめに

今回の記事は「言葉と責任」

会社員でも、勉強でも子育てでも、トレードでも共通する考え方だと思います。

理想像になれていない現状が悔しい方へ

かく言う私もまだまだですが(笑)

僭越ながら、この考え方は私が本当に大事だと感じていることですので共有します。
私も実行しきれていないため、自分を棚に上げて話したいと思います。

では本題に入ります。

言葉の重み

私たちの目標とかゴールってかなり高いと思います。
なりたい自分ってどんな像でしょうか。

お金持ち?有名人?所謂「成功者」だと思います。

成功者を誰でも良いので想像してみてください。

過去の偉人でも、実業家でもハリウッドスターでも歌手でもあなたの尊敬する人を想像してください。

その人たちの言葉って重くないですか?

成功する、お金を手にする、名声をえる

このように評価される過程には、

・言ったことに対して行動を矛盾させない。
・言ったことをきっちりやる。
・言ったことに責任を取る。
・言ったことを実現させる。
・責任を取るところで取る。

をやってきていると思います。

つまり自分の言葉が軽い限りは成功できないというロジックが成立する。

実際にやった人とやっていない人、できていることとできていないこと、言ったことをやらない人、意志を貫き通せない人、理解していることとしていないこと。

言葉を重くする共通する点としては「現在の自分が責任を取っているかどうか」です。

「おいおい。私は言ったことやるぞ?」と思っていてもどうでしょうか?

次を見ていただきたい。

過去と未来に責任を擦り付けるのはダサい!

私は、過去現在未来について会社で例えると、

現在は過去、未来の上司であるこのような関係だと思っています。

以前から記事に書いている通り、

「かっこいい自分になろう!」

そうすれば理想像に近づけるのではないか?

ここで、過去(係長)、未来(課長)、現在(部長)、役員(理想の自分)を想像していただきたい。

過去の自分に対して「こうすればよかった。」と後悔するし、
言い訳もたくさん思い浮かぶと思う。

私だって失敗した時には必ず言い訳が思いついてしまう。
言い訳したらどれだけ心が楽だろうか。
過去の自分に失敗の理由を擦り付けて現在上手く行っていないことの責任を押し付けたらどれだけ楽だろうか。
その結果を出している理想の自分になるための努力を「先送りにして」責任を更に未来に押し付けたらどれだけ楽だろうか。

こんなのも死ぬほど思う。

「これがこうでこうしていれば~」「誰々が~」「こういうことがあって」

ここで想像してほしい。

部長が役員(理想の自分)に対して、

「悪いのは係長で、係長が私の指示を聞かないで報告なしにやった結果で、できると言ったことをやらず、この件の解決を課長に任せたのですが・・・係長!課長!謝りなさい!」

と言っている部長の印象は?

この部長・・・

ダッセェェェェェェェ!!!!


ですよね。

では、このケースはどうでしょうか。

「悪いのは私です!結果に繋がらなかったことは私が適切に指示をだせずにいたからです。誠に申し訳ありません。私の監督不行届きです!全て私の責任です!」

と言っている部長の印象は

この部長・・・

なんか、かっっっっっけぇ・・・!!

だと思います。

失敗がさらけ出されるのは恥ずかしいことなはずなのに、結果が出ない時に自分はどうすべきだったのか、非を受け止める方がかっこいい。

いつもの宇宙の法則ですね。

「かっこ悪いことをきっちりさらけ出せることがかっこいい。」

トレードで利益を出せなかった時の自分はどうだったか?

・後悔している?
・人のせいにしていない?

部下(過去)が原因で失敗したとしても、言い訳しないで責任を取るのが上司(現在)で、しなければいけない努力を先送りにせず、部下(未来)に責任の結果を擦り付けないようにするのが現在(上司)の役目であり、責任だと思います。
結局のところ、責任を押し付けた結果が自分自身、現在の自分(部長)はそれ以上の活躍、理想の自分(役員)になることは見込めない。

どこかしらで責任逃れをしていませんか?

・テスト勉強は後でいいや。漫画を読み終えた後、ゲームした後にしよう。
 →後で慌てて焦って勉強しなければいけない。
・宿題は問題の答えを写して遊ぼう!テスト前にやろう。
 →上に同じ。
・トレードの検証はまた今度やろう。
 →上達するまで時間がかかる。上手くなるために結局後でしなければいけない。
・利益に繋がらない理由は起きた後、考えよう。
 →早い段階で改善点を見つけなければ、今後も負ける。
・今遊びたいから夜更かししよう。
 →次の日眠くてしんどい、キツイ可哀そうな自分がいる。
・叱られたけど、まぁいいや。
 →次も同じ失敗をして叱られる自分がいる。    
                 ・・・・・・etc.

これらの考えって未来の自分を大変にさせる行為のはずです。
未来の自分に責任を押し付けていますよね。
未来の自分は上手いことやってくれるスーパーマンなの?
なんで現在の自分ができないことが未来の自分でもできると思うの?

私も子どもの頃から散々してきたことですが、

マジで未来の自分が死ぬほど可哀そう・・・。

そして未来は結局現在になる。

過去と現在、そして未来。
全ての自分を大切にしていくこと、現在の自分が責任を取ることが結局のところ理想像、かっこいい自分になれるのではないでしょうか。

まとめます。

言葉に重みを持たせる。成功する。理想の自分になるためには、現在の自分がその失敗に対して責任をもって行動し、未来の自分に繋がる生き方をすることが大事なのではないでしょうか?

思い通りにいかないのが当たり前。
本当胸が苦しいし、過去の自分にもムカつくし、現在の結果を考えた時には心が張り裂けそうだし、鬱にもなりたくもなる。

でも、それを続けていると未来の自分は変わらない。
辛い現在を未来に押し付けたら、辛い現在が待っている。
辛い現在の自分は現在が責任を取る。

そうしなければ、いつまで経っても理想の自分にはなれない。

現在の頑張り、未来に対して責任を押し付けず、過去に対する責任も取ってやって現在が責任もってやっていった最高の上司になれた頃には、理想の成功した自分が待っているんじゃないかな。

by とびたろう

2020.06.05追記

過去と現在、未来の関係についての補足です。

過去が現在を作り、現在が未来をつくる。
でも存在するのは現在だけで、

「今何をするのか」「今何をしているのか」重要である。

現在の自分は、過去の自分の選択によって成り上がるものであり、

良い未来も、悪い未来も全ての決定権は全て現在が持っている。

何を言うのかではなく、何を思うのかではなく、

今、現在の自分が行動を起こすのかどうか。
それをする以外には、なりたい自分にはなる道はないのではなかろうか。

ただ、現在の自分が全ての責任を取りすぎると心が辛くなる時がくると思う。

そんな時は悩みをどこでもいいので打ち明けてスッキリさせようっ。



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