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嫌いより好きの発信のほうが難しい

昔、千原兄弟が「コンビ仲が良い秘訣は?」の問いに、「お互いに共通の敵がいること」と答えていたのにとても共感した。

僕の中で、人とすぐに打ち解けれる三種の神器があって

それは

①同年代・同世代

②出身・生まれが一緒

③共通の嫌いなやつがいること

だと思っている。

特に③の共通の嫌いなやつがいるというのは本当に盛り上がるので、すぐに関係を深められる。

例えば誰かが負の話題を出したとしたら、それに群がるように「僕も!」「私も!」と共感者が現れる。

それに追随・上乗せするように皆が自分の負のエネルギーをそこで発散しまくる!

負のエネルギーって悲しい話、共感者や仲間を募りやすい。

社会に弾かれた人間が何か革命を起こしたいってなった時は、世の中や世間を敵にしてしまって仲間を増やすのが1番得策だ。

逆に自分の好きって意外と発信しづらい。

なぜなら否定や批判された時のダメージが人一倍大きいから。

もう逃げ場がないからね。

人間ってやつは賢いのか、無意識のうちに自分が傷つかない方法を知っていてそういう行動を自然と取っている。

例えば、「やりたいことがない」ってのは絶対ウソで、人間はやりたいことをピンからキリまで絶対に持っている。

しかし、やりたいことを続けるには一生涯、そのやりたいことと一生向き合っていかないといけない。

それと向き合うのが怖いから、人は「やりたいこと」がわからないと言うのだと思う。

そうやって自分に暗示をかけ、本当に自分のやりたいことをわからなくしているんだと思う。

それと同じで好きを発信するのはとても勇気がいる。

傷つくのを恐れて、ついつい当たり障りのないことを言って誤魔化してしまう。

最近面白いと思ったのが、Facebookで思い切り大好きな坂道グループのことを書いたのだけど

「いいね!」数がこんなにないのかってくらい極端に反応が悪かった(笑)

でも、僕はこれをかなりポジティブに捉えていて

フルスイングで自分の好きを発信すると、良い意味でも悪い意味でもはっきりした結果が出るようになるということ。

だから、何でもかんでも自分の発信に「いいね!」がついてしまう影響力のある人やインフルエンサーは逆に窮屈だろうなと思う。

そのうち当たり障りのないことしか言えなくなる気がするからね。

9割には嫌われるけど、1割にめちゃめちゃ好かれる生き方をこれからも目指します!

2019/07/09

飛田将行 とびたまさゆき

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