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春は詐欺注意シーズン?油断大敵な手口とは

4月は新しい年度の始まり。新たな出会いや職場環境、新生活など、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか。

そんな変化の多い時期に気をつけたいのが、特殊詐欺。 新生活がスタートして慌ただしい上に、不慣れな手続きやお金の管理なども多くなりがち。 そんな状況に漬け込み、特殊詐欺はあなたのすぐそばまで迫ってきているかもしれません。

今回は、年度始めの春に気をつけたい詐欺手口を知り、特殊詐欺について改めて理解を深めていきましょう。

1日の特殊詐欺被害額は7,590万円にも

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昨年2020年の特殊詐欺の被害額は277.8億円。1日当たりの被害額は約7,590万円。 今年2月までの特殊詐欺被害額だけでも、すでに36億円にも上っています。

特殊詐欺被害はなぜこんなに深刻なのでしょうか?詐欺被害が高齢者に多く見られるのは、ニュースなどでもよく報道されていますね。 でも、「私は若いから騙されない」と思ったあなた、それは危険な考えです!なぜなら、若い世代も油断大敵な詐欺手口があるのです。

若い世代も注意したい特殊詐欺手口とは?

特殊詐欺被害といえば、オレオレ詐欺が代表的ですが、手口はそれだけではありません。 若い世代も注意したい特殊詐欺手口に、架空料金請求詐欺があります。

架空料金請求詐欺とは、「未払いの料金がある」などと、架空の事実を口実としたメッセージや文書を送り、 実際には使用していない料金を支払わせようとする詐欺です。 被害者は、「早く払わなければ!」と思い込み、結果的にお金を騙し取られてしまうのです。

手口別に被害者の年齢層を比較すると、一目瞭然。 オレオレ詐欺の被害は70〜80代で集中していますが、架空料金請求詐欺の被害は20〜50代の比較的若い世代で分散しています。 若い世代にも注意が必要な手口ですね。

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<オレオレ詐欺は高齢者で被害が多い>

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<架空料金請求詐欺は幅広い世代に被害が広がっている>

年度の変わり目は詐欺シーズン?

さらに、新しい年度が始まる4月は、詐欺に注意が必要なシーズンです。

転居や転職で引っ越しをする方は、水道・電気・通信業者などと電話でやりとりする場面がありますよね。 そんな時に注意したいのが、様々な業者をかたる詐欺。 本物の業者に紛れて電話やメッセージを受け取ったら、詐欺を見分けるのが難しいかもしれません。 最近は、宅配業者をかたるフィッシングSMSも流行しています。

(業者をかたる事例)
・水道局を名乗る者から「メータの修理にこれから伺う」という不審電話
・電力会社を名乗る者から、指定口座に現金を振り込むよう要求する電話。個人情報を聞き出そうとするものもある。
・通信事業者をかたり、「未納料金があるため、記載された電話番号に連絡してください」と指示するSMS
・「お荷物のお届けにあがりましたが不在の為持ち帰りました」という、宅配業者をかたる不在通知SMS
(参考文献)
悪質な業者や詐欺にご注意ください - 神奈川県ホームページ
東京電力の社員などを装った詐欺・窃盗、悪質な勧誘にご注意ください。|東京電力ホールディングス株式会社
中部電力関係者を装った不審電話や訪問などにご注意ください! - ニュース|中部電力
【迷惑メール・SMS】最近多い迷惑メール・詐欺メールの事例と特徴が知りたい| よくあるご質問 | サポート | au

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また、今年は新型コロナの影響で、確定申告の期限が4月15日まで延長されました。 例年とは異なるイレギュラーな状況の中、注意しておきたいのが、税務署をかたる詐欺。 最悪の場合、お金を騙し取られてしまう恐れもあります。

(事例)
・税務職員を装う電話で、本人や家族の収入、銀行口座、法人の現況などを聞き出そうとする事例
・税金を還付するといって、キャッシュカードと携帯電話を持ってATMへ行くよう指示する事例
・税務職員を名乗る者から、「源泉徴収確認依頼」などと称し、「返信がない場合には不利益を被る場合がある」などの内容のメールが届く事例
(参考文献)
「ニセ税務職員」にご注意を - 神奈川県ホームページ
不審な電話や振り込め詐欺にご注意を|国税庁

様々なライフイベントやお金の管理が発生しやすい年度の変わり目は、特殊詐欺やフィッシング詐欺に十分注意しましょう。

迷惑電話・迷惑メッセージ対策アプリで防犯!

とはいえ、どれだけ特殊詐欺やフィッシングSMSに気をつけていても、最近の手口は巧妙で見破るのが難しくなってきているのが現状。そこで有効なのが、防犯ツールでの対策です。

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