トーア

謎の人、トーアさんの私小説。信じても信じなくても、全てフィクションということにしてもらえると助かります。当然、noteの内容についての質問は一切受け付けません。

case01-18 :家庭

「狩尾はわたしですが」 「…は?」 一瞬何を言っているのか分からなかった。軽く30歳ほど老けてしまったのか?いやまさかそんなわけがない。 「狩尾明代さん?」 初老…

case01-17 :訪問

新川崎駅。19時。 川崎駅はかなり発展した印象が強いが、新川崎となると雰囲気がだいぶ違う。寺や神社、住宅街が広がるいわゆる何の変哲もない街だ。ちょうど武蔵小杉で…

case01-16 :暗転

3月、日差しも暖かくなり過ごしやすい日も出はじめ、狩尾とも次第にとりとめのないくだけた会話が増えていた。 貸してる側・借りてる側の関係ではあるものの、狩尾に限ら…